- 買取店に車を引き渡したあとの帰宅方法が気になる
- 持ち込み査定と出張査定のどちらがおすすめか知りたい
車買取で持ち込み査定を利用する人も多いでしょう。早ければ当日に契約を結んで、そのまま帰ってくることもあります。この帰り道の足なのですが、どのようになるのか気になる人もいるはずです。
その日に車を引き渡し場合、帰りは歩きになるのか、または送迎などのサービスがあるのかといった点です。
ここでは車買取を利用した後の帰りの手段について、どのような扱いになるのか調べてみました。
車買取で引き渡し後は帰る移動手段は『業者ごとで異なる』
車買取で引き渡しをした後にどうやって家まで帰るのかですが、結論としては業者によって違うになります。
- 従業員による送迎
- 一定期間の代車サービス
- 引き渡しまでの猶予をくれる
- 交通費の支給
などのように業者ごとに対応は違っています。また送迎がある場合でも、ある程度の範囲が決まっているケースも多いです。そこで1つずつどんな形のサービスになるのか確認していきましょう。
【ケース①】自宅まで送迎
車買取を利用したお店の従業員が、自宅まで送迎をしてくれるケースがあります。ただし無制限でどこまでも送ってくれるわけではありません。
- 近隣地域なら自宅まで送迎してくれる
- 遠方になる場合は最寄り駅までの送迎になる
以上のような対応であることが多いです。業者によってどこまでが対応範囲なのか違いますので、その点については事前に聞いておくのをおすすめします。
【ケース②】車を引き渡してから一定期間の代車サービス
代車のサービスが利用できるケースもあります。ただこの場合は、同じ店舗で乗り換える車を購入しているのが前提でしょう。中古車店の場合は新車と比べて、納車までの期間が短いです。
しかしまったく期間が開かないわけではありません。その期間中に限って代車をサービスで提供してくれる形になります。乗り換えする車が納車されるタイミングで、代車を返却するので手間もかかりません。
【ケース③】交通費の支給
少人数で営業している中古車店の場合、従業員が送迎するのは難しいことが多いです。そうした時に代替手段として取られるのが、交通費を支給するというケースでしょう。
- 公共の交通機関の費用
- タクシー代の負担
大きくはこの2つが考えられるのですが、どちらを採用しているのかは業者によって違っています。自身の家が最寄り駅から遠く、タクシーのほうが良いという人もいるでしょう。その場合は事前に確認をとってください。
【ケース④】車の引き渡しまでの猶予期間を設定
車買取を利用したものの、毎日の通勤などで利用している人もいるでしょう。その場合、引き渡しまでに猶予を設けてくれることもあります。ただ日数的にはさほど長くはなりません。
- 通常は1週間程度
- 猶予期間の延長などをした場合は査定額が下がることもある
基本的に引き渡しまでに猶予があるという場合、その間に移動手段を用意してくださいという意味です。またあまり長く期間を設定すると、査定額にも影響が出ます。最悪は査定額が下がることも視野に入れておきましょう。
無料サービスか有料サービスかも買取業者ごとに異なる
車買取り後の帰りの移動手段についてですが、多くの業者で無料で提供されるサービスではあります。しかし中には有料としているケースもあるのです。特に従業員による送迎などが、その対象になるでしょう。
この有料であるのか、無料であるのかといった点も業者で違います。無料の場合が多いのですが、ひょっとすると有料になるかもしれません。そうした意味でも事前に把握しておくことが重要です。
新車購入時のディーラー下取りor中古車買取店でも対応は別
帰りの移動手段として中古車買取店を利用するのか、ディーラーを利用するのかでも対応は違ってきます。
- 中古車買取店の場合は送迎・交通費の支給が多い
- ディーラーの場合は代車の利用になることが多い
基本的に中古車買取店だと、車の乗り換えが発生しないこともあります。そのため送迎や交通費の支給といった形が多くなるのです。
他方でディーラーの場合は、新車購入で下取りをしてもらう形なので代車の利用がほとんどでしょう。
そもそも車の持ち込み査定は高く売れにくいからおすすめできない
ここまで持ち込みで車買取をしてもらった時の、帰りの移動手段について確認してみました。しかし帰りの移動手段というのは、持ち込み査定をするから生じる問題でもあります。
そもそも出張査定ならそのような問題は起こりません。また持ち込み査定よりも出張査定の方が有利だという話もあります。その理由は以下の通りです。
- 買取店のホームなので交渉が長引くことが多い
- 店舗だと価格交渉がしにくい
- 複数店からの見積もりが取りにくい
- 1社のみの査定だと買い叩かれる可能性がある
といったデメリットが持ち込み査定にはあります。そのため無理に持ち込み査定をするのではなく、出張買取を利用するのも1つの方法でしょう。
「出張買取なら自宅にいるだけ」車買取後の移動手段に悩まない
前段でも軽く触れたのですが、持ち込み査定をするから帰りの移動手段が必要となってくるのです。自宅や車の保管場所まで査定にきてくれる出張買取を利用すれば、買取後の移動手段に悩むことはありません。
- 自由に日時を設定できる
- 複数業者から見積を取りやすい
- 買取額が比較できるので買い叩かれにくい
- 自分のペースで価格交渉ができる
などのようなメリットも、出張買取にはあるでしょう。
出張査定が圧倒的におすすめできる3つの理由
出張買取がおすすめの手段であることはお伝えした通りです。ではもう少し具体的に、どんなメリットがあるのかを確認しましょう。1つずつ解説していきますので、自分にとって都合が良いかを考えてみてください。
【理由①】店を回らず気軽に査定できる!同時査定で日程調整もラク
出張買取がおすすめの理由としては、同時査定ができる点があります。同時査定とは、複数の業者に同じ日時を指定して出張査定をしてもらうことです。
そうすれば何度も査定を受けずにすみます。また業者同士がバッティングして査定をすることになるのが、大きなポイントでしょう。
なぜなら他店よりも低い査定額をつけた場合、自社とは売買契約をしてもらえないからです。そのため買取額がアップする傾向にあると考えられるでしょう。
【理由②】その場でリアルな買取相場が分かる
複数の業者から車買取の査定を受けることになるので、その場で各業者から査定額の見積もりを見せてもらえます。この時に業者によって査定額に違いが出るので、自分の車がどのような買取相場なのかがわかるでしょう。
また買取額の比較と検討もその場でできるため、買い叩かれるという心配もしなくてすみます。そのため売り手側にとって、有利な状況を作ることができるでしょう。その後の価格交渉もやりやすくなります。
リアルな買取相場がわかることで、車買取で損をすることがなくなるでしょう。ですので少しでも高く売りたいと考えていたり、初めて車を売るので失敗したくないという人にもおすすめできる方法です。
【理由③】複数業者を同時査定させて買取額を吊り上げられる
複数の業者に同時査定をしてもらうことで、買取額のアップをしやすくなるのもポイントでしょう。特に価格交渉が苦手な人でも、査定額のアップにつながるのが魅力です。その理由は以下の通りになります。
- 業者同士で価格交渉をする
- 限界の価格まで業者同士で決める
基本的に複数の業者が同じ場面で車買取をしているので、売り主が口を挟まなくても業者同士で話をします。その結果としてうちはここまでといったことで価格提示をしてくれるので、価格交渉が非常にしやすいのです。
自分で価格交渉をするのが苦手という人もいるでしょう。同時査定だと、その点がクリアできるのでおすすめになります。
出張査定の利用の流れ
では実際に車買取において帰りの移動手段を心配しなくてもすむ、出張買取を利用する時の流れについて見ていきましょう。
- 査定をしてもらいたい業者を探す
- 目当ての業者2社~3社程度に出張買取の依頼をする
- 業者と具体的な日時の設定を行なう
- 査定を受ける
- 査定後に価格交渉をして納得すれば売買契約を結ぶ
- 車を引き渡しする
- 入金の確認をする
以上が全体的な流れとなっています。最初の段階で査定をしてもらいたい業者選びが重要です。
面倒な場合は車一括査定を利用するといいでしょう。その中で高額査定をつけてくれた業者に、出張買取の依頼をするといった流れです。
ラクして高く売るなら”車一括査定”が便利
先述したように車買取では、複数社からの同時査定が便利です。ただ2社~3社程度を絞りこむのが大変な作業かもしれません。
特に中古車買取店の多い地域だと、どの店舗を選ぶといいのかわからない人も多いでしょう。そうした時に便利なのが車一括査定です。
車一括査定を使うことで複数の中古車買取店から、査定の見積もりをもらえます。その結果を比較検討することで、比較的に簡単に業者を選べるでしょう。
- 業者同士を競合できる
- 無料で利用できる
- インターネット経由なので24時間365日対応可能
などのようなメリットもあります。特に仕事が忙しい人だと、24時間対応なので仕事が終わってからでも利用できるのが魅力でしょう。
車買取後の帰宅方法まとめ
車買取後の帰宅方法の情報をまとめると、以下の通りです。
- 買取後の対応は従業員の送迎や代車サービスなど業者ごとで異なる
- 持ち込み査定よりも出張査定の方がラクに高く売れる