【JADRIとは】信頼できる買取業者なら加盟店を選べ!JPUCとの違いも解説

JADRI

JADRI(日本自動車流通研究所)は、中古車業界の健全化を目的に設立された団体で、査定や契約内容の適正さ、書類の透明性などに厳しい審査基準が設けられています。

自動車公正取引協議会でも、中古車の買取りに関するトラブルが近年増加傾向にあると警鐘を鳴らしており、買取時の信頼性チェックはますます重要になっています。

結論からお伝えすると、JADRIに加盟している業者は、一定の基準をクリアした信頼性の高い買取業者と判断できます。

この記事では、JADRIの仕組みや他団体との違い、加盟業者の特徴までわかりやすく整理し、「どの業者を選べば納得して売却できるか」を見極める判断軸として活用できる情報をお届けします。

本記事はCARHACK(運営:株式会社LIF)が制作・編集し、監修者(古物商許可証を持つ会員(奈良県公安委員会 第641180000388号))が内容を確認しています。編集方針は「コンテンツ制作ポリシー」をご覧ください。記事内の情報は公開時点のものであり、十分な調査のもと掲載しておりますが、内容が最新の情報と異なる可能性があります。

目次

JADRIとは信頼できる車買取業者を見極めるための団体

JADRI
画像引用元:JADRI公式サイト

車を売却するとき、「どの業者が信頼できるか分からない」と不安に感じる方は多いはずです。

とくに近年では、買取業者による不正や不誠実な対応が問題になることもあり、安心して任せられるかどうかは非常に重要なポイントです。

こうした中で注目されているのが、一般社団法人日本自動車流通研究所(JADRI)という存在です。

JADRIは中古車業界の健全化と流通の透明性を目指して設立された団体で、一定の審査基準をクリアした業者のみが加盟できる仕組みになっています。

ここでは、JADRIとはどういう団体なのか、どんな業者が加盟しているのか、他の団体との違いなどをわかりやすく整理しながら、車を売却するうえでの安心材料としてどう活用できるかを解説していきます。

JADRI(日本自動車流通研究所)の基本情報と設立目的

JADRI(ジャドリ)は、正式名称を「一般社団法人日本自動車流通研究所」といい、2008年に設立された自動車業界の自主規制団体です。

主な目的は、車買取・中古車販売をめぐるトラブルを防ぎ、中古車市場を信頼性のあるものへと整えていくことにあります。

設立の背景には、かつての中古車業界において「不透明な査定基準」 「強引な営業」 「売却後の連絡トラブル」といった問題が多発していたことがあります。

JADRIはそうした状況を是正するため、業界の自主ルールを整備し、一定の基準を設けて加盟業者を認定する形で活動をスタートしました。

具体的には、JADRIが認める業者になるには「車両情報の適正表示」 「契約内容の明確化」 「顧客への丁寧な説明」など、複数の基準をクリアする必要があります。

さらに、加盟後も年次更新やモニタリングがあり、一定の信頼水準を保つ仕組みが導入されています。

このようにJADRIは、単なる業界団体ではなく「消費者が安心して車を売却できる環境」を支えるための仕組みとして機能しています。

加盟業者に課される厳格な基準と審査内容

JADRIに加盟するためには、単に申請を出せば通るわけではありません。加盟には一定の信頼性が求められ、厳格な審査をクリアする必要があります。

これは、消費者が安心して車を売却できるよう、業界内のルールとモラルを一定水準で保つためです。

具体的には、JADRI加盟審査における以下のような基準が設けられています。

スクロールできます
中古車販売・買取に関する適正な表示や説明走行距離・修復歴・保証内容など、車両状態についての正確な情報提示が必要。不正確な表示や誇張がある業者は加盟不可。
明確な契約ルールとトラブル時の対応体制契約書の不備を避けるためのマニュアル整備や、売却後のトラブル対応体制が社内に整っていることが条件。
業界の健全性を保つ取り組みへの参加クーリングオフ制度の遵守や適正価格の提示、消費者へのアフターフォローといった“誠実な対応”があるかを審査。
JADRI主催の研修や定期報告への参加義務加盟後も毎年の更新申請や実地調査があり、継続的に基準を満たし続けることが求められる。

こうした審査体制があることで、JADRI加盟店は一定以上の質を担保された業者として安心して利用できる基準となっています。

JADRI加盟の有無で何が違うか

JADRIに加盟している業者と、加盟していない業者では、対応の質や信頼性に明確な差が出ることがあります。

もちろん、非加盟=悪質というわけではありませんが、少なくとも「一定の基準を満たしているかどうか」が見えづらくなるのは事実です。

JADRI加盟店の場合、売却前後の説明が丁寧で、書類や金額のやりとりも透明性があります。

編集部でも、車一括査定でJADRI加盟業者と非加盟業者を比較した経験がありますが、加盟店は「売却後に減額されることはない」「車両状態の説明が事前に丁寧」など、信頼感のある対応が多い印象でした。

一方、JADRIに加盟していない業者では、以下のような場面が起こりやすい傾向があります。

  • 売却後に「車の状態が違った」と言われ減額される
  • 契約内容の説明が曖昧で、後からトラブルになる
  • キャンセルや問い合わせへの対応が遅い、もしくは不十分

とくに、車買取を初めて経験する方にとっては、こうしたリスクを事前に見抜くのは難しいものです。だからこそ、JADRI加盟の有無は「ある程度信頼できるかどうか」を判断する材料として活用する価値があります。

なお、加盟の有無は査定時に業者へ直接聞くか、各社の公式サイトに記載されていることもあります。JADRIのロゴマークが明記されていれば、加盟業者であることがわかります。

JADRIに加盟している主な買取業者一覧

JADRI_加盟店

JADRIに加盟しているかどうかは、業者選びにおける重要な判断材料のひとつです。なかには「大手だから安心」と思いがちですが、実際にはJADRIに加盟していない有名業者も存在します。

そのため、看板の大きさではなく「基準をクリアしているか」を確認することが大切です。

JADRI加盟店としてよく知られている業者には、以下のような企業があります。

以下は、2025年11月時点での主要な車買取業者10社におけるJADRI加盟状況と補足情報をまとめた一覧です。(参照:JADRI「会員企業一覧」

スクロールできます
業者名JADRI加盟状況備考・補足情報
カーネクスト非加盟JADRI会員リストに掲載なし。海外輸出型の買取が中心。
ネクステージ加盟中JADRI会員リストに「株式会社ネクステージ」として掲載。接客品質は店舗間でややばらつきあり。
カーセブン加盟中JADRI会員リストに「株式会社 カーセブン デジフィールド」として掲載。書面対応や名義変更説明の基準整備が進んでいる。
ソコカラ(株式会社はなまる)加盟中JADRI会員リストに「株式会社はなまる」として掲載(SOCOCARAブランドの運営会社)。SOCOCARAブランドで全国展開。
ユーポス非加盟JADRI会員リストに掲載なし。地域ごとのフランチャイズ型。
ガリバー加盟中JADRI会員リストに「株式会社IDOM」として掲載(ガリバーの運営会社)。社員研修や説明体制の強化も見られる。
オートバックス・カーズ非加盟JADRI会員リストに掲載なし。直営店舗を中心に認定を受けている。
アップル加盟中JADRI会員リストに「アップルオートネットワーク株式会社」として掲載(一部店舗のみ対応)。店舗単位での品質差には注意。
ラビット非加盟JADRI会員リストに掲載なし。FC主体で対応品質に差が出やすい。
カーチス加盟中JADRI会員リストに「株式会社カーチス」として掲載。
※2025年11月時点での情報になります。

このように見ていくと、必ずしも「大手=JADRI加盟」というわけではないことが分かります。実際、テレビCMなどで広く知られるような業者でも、JADRIには非加盟というケースもあります。

特に注意したいのは、フランチャイズ型の業者や、地域ごとに運営母体が異なる企業です。こうした業者では、同じブランド名でも店舗によって対応品質やルールの徹底度に差が出ることがあります。

JADRIに正式に加盟しているかどうかは、そうしたばらつきを見極めるためのひとつの目安になります。

なお、JADRIの公式サイトでは、最新の加盟業者一覧が随時公開されています。売却前に気になる業者があれば、事前に確認しておくことであとから後悔するリスクを減らすことができます。

JADRIとJPUCの違い

JADRI_JPUC

車買取業者の信頼性を判断するとき、JADRIと並んで名前が挙がるのがJPUC(一般社団法人日本自動車購入協会)です。

どちらも中古車売買の健全化を目的とした自主規制団体ですが、活動の軸や注力分野には明確な違いがあります。

ここからは、両団体の役割、加盟基準、ユーザーが受けるメリットをより具体的に整理していきます。

JADRIとJPUCの役割の違い

スクロールできます
JADRI
(一般社団法人日本自動車流通研究所)
JPUC
(一般社団法人日本自動車購入協会)
役割の軸業界全体の健全化・制度整備消費者保護・現場でのトラブル防止
加盟条件の中心適正表示や書面管理、社内マニュアルなど内部体制の徹底減額禁止や説明義務、適正買取店認定など実務品質の強化
活動内容・走行距離や修復歴の表示基準・契約内容の明確化・年次更新による体制チェック・減額禁止制度・適正買取店認定
・説明徹底や書面交付の改善
重視する視点業者の仕組みづくり・市場の透明性売却時の不安を抑える実務的な対策

JADRIとJPUCはどちらも中古車市場の健全化を目的とした団体ですが、担っている役割は大きく異なります。

  • JADRI=業者の内部体制を整える団体 (契約・表示・ルールの整備など)
  • JPUC=ユーザーとのやりとりを適正化する団体 (減額禁止・説明義務・適正買取店認定など)

まずJADRIは、業者側の仕組みを整えることに重点を置き、「適正表示」 「契約内容の明確化」 「社内管理ルールの整備」といった制度的な品質基準の徹底が中心です。

中古車業界全体の透明性を底上げする役割を担い、業者が守るべき基準を明確にしています。

一方、JPUCはより消費者目線に立った実務的なトラブル防止策の構築に力を入れています。

査定後の減額トラブルや、説明不足による誤解を防ぐため、「減額なし宣言」や「適正買取店認定制度」を導入し、売却時の安心を強化する仕組みを整えています。

売却当日のやりとりや書面の扱いに関するルールも細かく整備されており、現場で発生しやすい不安要素に寄り添った活動を行っています。

どちらの団体が優れている、という話ではなく、役割が異なるからこそ両方の取り組みが業界の安心感を支えていると言えます。

JADRIとJPUCの加盟状況を業者別に比較

JADRIとJPUCはそれぞれ重視する領域が異なりますが、どちらに加盟しているかで業者の姿勢や対応にも違いが出てきます。

中には両方に加盟している業者もあれば、いずれにも非加盟の業者もあります。

編集部では実際に複数業者とやりとりしてきましたが、「両方に加盟している=誠実」という単純な話ではないものの、説明の丁寧さやトラブル回避への意識がしっかりしている業者は、両団体に加盟しているケースが多かったと感じています。

業者名JADRI加盟状況JPUC加盟状況
カーネクスト非加盟非加盟
ネクステージ加盟中加盟中
カーセブン加盟中加盟中
ソコカラ(はなまる)加盟中加盟中
ユーポス非加盟加盟中
ガリバー加盟中加盟中
オートバックス・カーズ非加盟加盟中
アップル加盟中加盟中
ラビット非加盟非加盟
カーチス加盟中加盟中
※2025年11月時点での加盟状況になります。

この表を見ると、両団体に加盟している業者は全体の中でも一定数存在し、制度面と現場対応の両方に力を入れている傾向があります。

一方で、非加盟の業者も少なくなく、そうした業者を選ぶ場合には、事前の説明内容や売却後の手続きがどこまで明確かを慎重に見極める必要があります。

団体への加盟は絶対的な安心を意味するわけではありませんが、「比較の材料」としては非常に有効です。

複数社から見積もりを取りつつ、このような情報もあわせて確認することで、より納得のいく売却がしやすくなります。

トラブルを避けるには加盟団体よりも店舗の実態が重要

買取_トラブル対策ポイント

JADRIやJPUCといった団体への加盟は、たしかに信頼性の目安になります。

しかし、実際にトラブルを防ぐために最も重要なのは、「その店舗がどれだけ誠実に対応してくれるか」という現場レベルでの姿勢です。

このあと、実際に注意すべきポイントや相談件数の傾向もふまえて、トラブルを避けるために確認しておきたい実践的なポイントを解説します。

1. JADRI加盟だけで判断してはいけない理由

JADRIは確かに、信頼性の高い業者だけが加盟できる団体です。表示ルールの整備や契約内容の透明化など、加盟には一定の基準があり、「制度としての安心感」はあります。

しかし、JADRIに加盟しているからといって、すべての店舗が等しく丁寧で誠実な対応をしてくれるとは限りません。

その理由のひとつが、業者ごとの店舗運営の違いです。とくに全国展開している大手業者の多くはフランチャイズ形式や地域別運営を採用しており、同じ会社でも店舗ごとに対応レベルに差が出ることがあります。

また、JADRIの審査基準は主に「業者としての制度面」に焦点が当てられており、個々の営業担当者の説明の仕方や接客の印象まではカバーしきれないのが実情です。

つまり、JADRI加盟は一定の信頼性を示す指標にはなりますが、それだけで業者を選ぶと「思っていた対応と違った」と感じる可能性もあります。

JADRI加盟の有無はあくまできっかけとして参考にしつつ、実際の対応を自分の目でしっかり見極めることが、トラブルを避けるいちばん確実な方法です。

2. 売却時にチェックすべき3つのポイント

JADRIやJPUCへの加盟は安心材料のひとつですが、実際にトラブルを防ぐためには、売却時の現場で何を確認するかが最も重要です。

とくに初めて車を売却する方は、細かい点まで見落としがちですが、注意して見るべきポイントは大きく3つあります。

  1. 書面での説明があるかどうか
  2. 査定後の減額条件が明示されているか
  3. 売却後の手続き(名義変更・入金)スケジュールが明確か

査定金額や売却条件が「口頭だけ」で伝えられている場合は注意が必要です。信頼できる業者であれば、必ず書面で金額や内容を明示し、契約書にもきちんと記載します。

売却後に「聞いていなかった」となるのは、こうした確認不足から起こるケースが大半です。

一部の業者では、査定額が出たあとに「やっぱりキズが多い」 「エンジン状態が違った」などと言って金額を下げてくるケースがあります。

これを避けるためには、事前に「どんな場合に減額される可能性があるのか」を明確にしてくれる業者を選ぶべきです。JPUC加盟業者は、こうした減額を原則禁止しているため、判断基準になります。

また、売却したあと、名義変更のタイミングや入金予定日がはっきりしない業者は要注意です。トラブルが起きやすいのは、契約後の対応が曖昧なケースです。信頼できる業者は、売却から入金までの流れを明確に説明してくれます。

3. 消費者センターへの相談件数や事例から学ぶ

実際に車を売却した人の中には、トラブルに巻き込まれてしまったケースも少なくありません。

国民生活センターや各地の消費生活センターには、中古車売買に関する相談が毎年数千件単位で寄せられているのが実情です。

JADRIやJPUCに加盟している業者であっても、個別の店舗や担当者の対応によっては、問題が発生することもあります。

主な相談内容として多いのは、以下のようなものです。

  • 「査定額に納得して契約したのに、後日、車の状態が違ったとして一方的に減額された」
  • 「売却後に名義変更がなされず、自動車税の請求書が自分に届いた」
  • 「キャンセルの申し出をしたら、高額な違約金を請求された」
  • 「すぐに入金すると言われたのに、何日も振り込まれなかった」

こうした相談事例を見ていても分かるのは、トラブルの多くが「説明不足」や「書面の不備」から生まれているという点です。

業者が誠実に対応していれば避けられるものばかりであり、逆に言えば、売却前に説明をきちんと受け、書類にしっかり目を通しておけば防げる可能性が高いということでもあります。

このように、「加盟しているかどうか」ではなく、「どこまで誠実に対応してくれるか」こそがトラブルを防ぐ最大のポイントです。

もし契約後に不安なことがあれば、迷わず消費者センターへ相談することも視野に入れておきましょう。

車一括査定を使うならJADRI加盟店が安心材料になる

車一括査定のメリット
※車一括査定のメリットに関する図解

車一括査定は、複数の業者からまとめて査定を受けられる便利なサービスです。買取価格を比較しやすく、高値で売れる可能性が高まる一方で、「どの業者が本当に信頼できるか分からない」と不安になる人も多いのではないでしょうか。

そうしたときに判断の目安となるのが、JADRIに加盟しているかどうかです。

業者名JADRI加盟状況JPUC加盟状況
カーネクスト非加盟非加盟
ネクステージ加盟中加盟中
カーセブン加盟中加盟中
ソコカラ(はなまる)加盟中加盟中
ユーポス非加盟加盟中
ガリバー加盟中加盟中
オートバックス・カーズ非加盟加盟中
アップル加盟中加盟中
ラビット非加盟非加盟
カーチス加盟中加盟中
※2025年11月時点での加盟状況になります。

編集部でも過去に車一括査定を使って複数社から見積もりを取りましたが、JADRIに加盟している業者は全体的に説明が丁寧で、書面対応も整っている印象が強くありました。

特に、「契約内容の確認」や「入金や名義変更の流れ」といった売却後の不安につながる部分について、あらかじめ明確に案内してくれる業者が多かったです。

もちろん、JADRIに加盟していないからといって、すべての業者が不誠実というわけではありません。

ただし、初めて車を売却する人や、業者選びに不安がある人にとっては、JADRI加盟業者をひとつの判断材料にすることでリスクを減らすことができます。

まとめ|JADRIは買取業者選びの安心材料

ここまで解説してきたように、JADRIは「中古車業界の透明性を整えるための仕組み」を担う重要な団体です。

とくに初めて車を売却する人にとって、業者の誠実さや書面の扱いは判断しづらい部分でもあるため、JADRI加盟の有無は安心感につながる材料になります。

この記事のポイントまとめ
  • JADRIは制度整備を軸とする自主規制団体
  • 加盟には審査があり、基準を満たした業者だけが名乗れる仕組み
  • JPUCは現場のトラブル防止に重点を置く団体で、両者の役割は異なる
  • フランチャイズ型は店舗単位で対応の質に差が出る点に注意が必要
  • 最終的な判断では契約書面・減額条件・入金スケジュールの3点確認が必須

これらを踏まえると、「JADRI加盟=安心の保証」ではなく、あくまで信頼の下支えとなる要素として捉えることが大切です。

実際のトラブルは、説明不足や書面の不備から発生するケースが多く、団体への加盟状況よりも、目の前の担当者がどれだけ丁寧に対応してくれるかが決め手になります。

次に、売却時に失敗を防ぐための流れを整理します。

STEP
業者ごとの加盟状況と説明内容を確認する

JADRI・JPUCの加盟状況を確認しつつ、査定時に書面で条件を提示してくれるかを必ずチェックする。

STEP
減額条件と入金スケジュールを明確にしておく

「どんな場合に金額が変わるのか」 「入金日はいつか」を口頭ではなく書面で示してもらう。

STEP
複数社を比べながら、もっとも安心できる対応の業者を選ぶ

金額だけで選ばず、説明の丁寧さや手続きのクリアさを重視して判断する。

車を売るときは、価格と同じくらい安心して任せられるかどうかが重要です。JADRIの加盟状況は、その安心感を高める判断材料になります。

複数社を比較しながら、説明が分かりやすく、書面対応の整っている業者を選ぶことで、納得のいく売却につながります。

この記事を書いた人

「もっと価値を見つける」をテーマに自動車の買取現場に立ち会い数多くの交渉を経験。現在は自動車買取メディアの立ち上げから運営、さらに自ら車売買を行うため古物商を取得(奈良県公安委員会 第641180000388号)。WEBメディアを通じて分かりにくいことを分かりやすく解説し、リユースに関する正しい知識を提供し、適切な判断ができるように情報を発信中。

目次