【全国対応】おすすめ旧車買取専門店!買取相場&高く売れる旧車公開

旧車

国内の中古車市場でも根強い人気があるのが旧車です。旧車と一口にいっても様々なものがあるのですが、特に最近では1990年代に作られた車の人気が高まっています。

アメリカの25年ルールなどと合わさって値段が高騰しているのです。そんな旧車を高く買取してもらうのなら、専門店がおすすめになります。

一般的な中古車買取店では、正確に旧車の価値を査定してもらえないためです。ここではそんな旧車買取の専門店について詳しく見ていきましょう。

目次

そもそも旧車(クラシックカー&希少車)はどんな車?

駐車場にある車

最初に旧車について見ておきます。正確な定義というものはないのですが、一般的には1975年以前に作られていた車のことを指します。他にも以下のような区分けがあるので紹介しておきましょう。

  • ヴィンテージカー
  • 歴史的な価値があるベテランカー

などです。

ヴィンテージカーとは

カーショップ

前段でお伝えしたヴィンテージカーについて詳しくみましょう。

  • イギリスでは1919年~1930年代に製造された車のこと
  • 同じく1931年~1942年までのものをポストヴィンテージカーと呼ぶ
  • 一昔前の日本では1975年以前に製造されたものの総称

といったような区分けになっています。ただ時代が進んでいったこともあり、現在では1986年以前の車をヴィンテージカーとしているそうです。

こんな旧車が高く売れる『3つの査定ポイント』

旧車ならば何でもかんでも高値をつけるわけではありません。新車と同じく人気のある車種と、そうでない車種があるからです。また古い車になるので状態の問題もあるでしょう。そこで旧車買取で高値をつけるポイントを紹介します。

こんな旧車が高く売れる『3つの査定ポイント』

【ポイント①】旧車の人気車種・モデル

カーショップ

旧車にも人気の車種とそうでない車種があるのはお伝えした通りです。旧車買取も一般的な中古車市場と同じで、やはり需要が大きい車種ほど高値をつけます。

そのため人気の車種であるかどうかが重要なのです。また人気の車種であっても、どのモデルかでも値段が違ってきます。

そのため買取前に自分の愛車の相場を確かめておくといいでしょう。年代などでも大きく価値が違ってくるので、事前に情報を集めておくことが重要です。

【ポイント②】オリジナル状態に近い車両

車

旧車買取で高額査定を出すポイントとしては、オリジナルな状態に近いかどうかも重要です。古い車であってもできるだけ当時のままを望むユーザーが多いため、カスタムしていると評価が下がるのです。

  • 社外品パーツを使わない
  • レストアするのもオリジナルのパーツを使っている

といった点が評価されることになるので、十分注意しておきましょう。オリジナル状態に近いものほど、高く評価されます。

ONE POINT
完全にオリジナルで状態も良い車となると、新車で販売されていた時よりも高値をつけるのは珍しくありません。

【ポイント③】故障がありかなしか

車を見ている男性

旧車の買取査定では故障があるかどうかもポイントです。仮に外装はほぼ完璧であっても、長く車を動かしていなかったことでエンジンが動かないなどであれば、価値が大きく損なわれてしまうのです。

  • 故障してもオリジナルのパーツが少なく修理がしにくい
  • エンジン・ブレーキ・サスペンションのような部分が特に重要

上記のような理由から故障しているかどうかが、大きなポイントになるのです。そのため買取を利用する前には、パーツを探して修理するのも1つの方法でしょう。

旧車を高く売る『5つの方法』

旧車の買取には注意すべき部分があることを紹介しましたが、次に査定額をアップさせる方法を確認しておきます。一般的な乗用車と共通する部分もありますが、そうではない点もあるので知っておいて損はありません。

旧車を高く売る『5つの方法』

【方法①】日頃からメンテナンスをして旧車の車両状態をキープ

車

旧車買取で高額査定を勝ち取るためには、日頃からのメンテナンスが欠かせません。基本的に古い車となるので、現在流通している車よりも頻繁に手をいれる必要があります。

  • 電子制御ではなく機械式である
  • 現在よりも精度の面で劣っている

などのような理由から、メンテナンス次第で変わるのが旧車でもあるのです。

また故障をした後の修理では思っていたよりも、費用が嵩んでしまうケースも少なくありませんので、よりメンテナンスがポイントになります。

【方法②】旧車の内装・外装をきれいにしておく

車の乾拭き

一般的な乗用車でも同じなのですが、やはりきれいな状態であることが重要です。

特に旧車の場合は時間経過による劣化などもあるため、内装や外装がきれいであることが、より大きく評価されます。

  • 樹脂やゴムのパーツは保護材などを使う
  • ワックスがけだけではなく、ガラスコーティングなどを行なう
  • 保管時には直射日光が当たらないようにする

などのような手入れを行なうことで、査定時の買取額がアップするでしょう。

【方法③】旧車の価値を正確に査定できる旧車買取専門店を探す

査定について説明する作業員

旧車の価値というのは、一般的な中古車買取店では正しく評価されません。何故なら根強いファンはあっても、ニッチな市場となっているからです。

そのため一般的な中古車を取り扱う業者では、ほぼ査定をした経験がないと言えるでしょう。結果として正しく価値を査定することができません。

そのため旧車を高く売りたい場合は、正確に価値を判断してくれる専門店を利用した方がいいです。その方が高額査定になる可能性が高くなるでしょう。

【方法④】業者に代行依頼してオートオークションに参加

車の査定にきた業者の男性

旧車を高く買取してもらうためには専門の業者を利用するのがおすすめです。しかしある程度の知識を持っている人や、直ぐに売れなくてもいいという人の場合はオートオークションに参加するのも1つの方法でしょう。

オートオークションは中古車業者しか参加できないので、参加資格を持つ業者が代行業を行なっているのです。

手数料などはかかりますが、専門のバイヤーが集まるオークションですので業者よりも高値がつく可能性があります。

【方法⑤】車一括査定サービスを利用する

複数の買取店に査定依頼

旧車買取を利用するとしても、家族が所有していた車を売りたいというケースもあります。その場合は旧車に関する知識を持っているとは限りませんので、専門業者やオートオークションを利用するのはハードルが高いかもしれません。

そうした時に車一括査定を使ってみるのも方法の1つです。

  • 複数の業者に対して査定の依頼ができる
  • 業者同士を競合できる

といった効果が狙えますので、旧車の知識がなくても高値で売れる可能性があるでしょう。

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旧車で高価買取が期待できる車の『3つの特徴』

では実際に旧車の買取をしてもらうといて、どんな車であれば高値を期待できるのでしょうか。ここでは3つのポイントに絞って紹介していきます。どれか1つに該当していると、思わぬ高値がつくかもしれません。

旧車で高価買取が期待できる車の『3つの特徴』

【特徴①】1970年代以前の車種

カーショップ

旧車の中でも特に高額買取になりやすいのが、1970年代のものでしょう。何故かと言うと、1975年に日本では排ガス規制が始まるのです。そのためこの年代より前か後かで大きく評価が分かれています。

排ガス規制前の車はパワーがあり、気持ちよく走れると評判だからです。逆に規制後はパワーがなくなったことで、同じ車種やグレードでも買取額が大きく下がります。

ですので1つの基準として、1970年代以前かどうかは大きなポイントです。

【特徴②】1980年代~1990年代のネオクラシックカー

外車

1970年代以降の旧車の評価は低いのかというと、実はそうではありません。特に注目されているのが1980年~90年代の国産スポーツカーです。

ネオクラシックカーという扱いになるのですが、かなり値段が高騰しています。その理由がアメリカの25年ルールにあります。

アメリカでは原則右ハンドルの車は公道を走れないのですが、年式が25年落ちになると右ハンドルがOKになります。そのため1980年~90年代の車が驚くような価格で取引されているのです。

【特徴③】特別モデル・限定生産などの希少車

車屋_店_ディーラー

旧車は流通台数が少ないことから高値をつける可能性が高いものです。そんな旧車でも、より流通台数が少ないのが特別モデルや限定生産と呼ばれるものでしょう。

もとから生産台数が少ないので、希少車としての価値もプラスされます。中には現存している台数を把握するのが難しい車種もあります。そうした車はより高額で取引されることでしょう。

古い車であるからこそ新車当時の価格を遥かに超える値段になるのも珍しくありません。

旧車の買取相場一覧

旧車の車種 年式 買取価格
パオヒョウジュン 1990年4月(平成02年4月) 69.7万円
ローバー ミニ不明 1997年12月(平成09年12月) 83.8万円
ローバー ミニポールスミス 1998年10月(平成10年10月) 76.1万円
クレスタルラーンG 1997年11月(平成09年11月) 190.5万円
240 エステート不明 1990年8月(平成02年8月) 67.1万円
ローバー ミニ不明 1997年9月(平成09年9月) 60.0万円
ローバー ミニ不明 1990年8月(平成02年8月) 104.8万円
240 エステートタックエステート 1993年6月(平成05年6月) 123.1万円
ローバー ミニ不明 1998年3月(平成10年3月) 61.5万円
アルファ75ツインスパーク 1992年3月(平成04年3月) 155.8万円
フィガロオープントップ 1991年9月(平成03年9月) 122.1万円
ジムニーバンHA 1995年5月(平成07年5月) 31.2万円
ローバー ミニ不明 1993年12月(平成05年12月) 80.0万円
240GL 1989年5月(昭和64年5月) 25.0万円
ローバー ミニ不明 1988年1月(昭和63年1月) 135.7万円
パオ1.0 1990年5月(平成02年5月) 51.0万円
セドリックブロアム 1993年12月(平成05年12月) 35.5万円
アルシオーネSVXVE 1994年11月(平成06年11月) 10.8万円
シルビアK’s 1990年3月(平成02年3月) 223.0万円
スープラGT ツインターボリミテッド エアロトップ 1992年9月(平成04年9月) 131.5万円
ONE POINT
上記の買取価格はユーカーパックの買取実績の情報を参考にしています。

【都道府県別】おすすめの旧車買取専門店一覧

まとめ

旧車

旧車の買取についての情報でした。旧車というのは定義が曖昧なのですが、一般的には1980年代以前の車を指すものだと考えてください。

さらに細かく区分けをするのなら、1970年代以前だと高額査定がでやすくなります。

また最近ではアメリカの25年ルールの関係から、1980年代~90年代の国産スポーツカーの評価が高くなっているのです。こうした旧車を高く売りたいのなら、専門業者やオートオークションなどを利用するといいでしょう。

この記事を書いた人

「もっと価値を見つける」をテーマに自動車の買取現場に立ち会い数多くの交渉を経験。現在は自動車買取メディアの立ち上げから運営、さらに自ら車売買を行うため古物商を取得(奈良県公安委員会 第641180000388号)。WEBメディアを通じて分かりにくいことを分かりやすく解説し、リユースに関する正しい知識を提供し、適切な判断ができるように情報を発信中。

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