- 大学生で新車を購入するメリット
- 大学生で中古車を購入するメリット
- 大学生におすすめの中古車一覧
- 車の購入は維持費にも要注意
最近では若年層の車離れが叫ばれていますが、大学生でも車を所有する人がいます。大学といっても都会にあれば、公共の交通機関に困ることはありません。ですが地方に行くと、車がないと不便だというケースも多いためです。
ですが大学生だとアルバイトで収入を得ることが精一杯でしょうから、やはり車を買うといっても選択肢が限られてきます。そこで大学生で車を買うなら、おすすめの中古車などを紹介していきましょう。
大学生で車を買うなら新車と中古どっち?それぞれのメリット
では大学生が車を買うとして、新車と中古車のどちらが良いのでしょうか。新車には新車のメリットとデメリットがありますし、反対に中古車には中古車の良い点と悪い点があります。そこで先ずは新車と中古車を買うメリットを確認しましょう。
新車を購入するメリット
大学生が車を買うとして、新車を選ぶメリットはどこにあるのでしょうか。
- ボディカラーやオプションを自由に選べる
- 減税対象の車がある
- 保証期間が長い
大きくはこの3つだと考えてください。新車というのは購入する時に、どんなオプションをつけるのか、どんなカラーにするのかなどを細かく選べます。もちろん有料になるものが多いのですが、自分好みにできるのがポイントです。
またエコカー減税やグリーン化特例車種などがあります。これらの車であれば、購入時の税金を軽減できるのが特徴でしょう。また新車は保証期間が長いです。状態も良いので、すぐ壊れるということがありません。
中古を購入するメリット
他方で大学生が中古車を購入するメリットも確認しましょう。
- 価格が安価である
- 選択肢が多い
- 納車までの期間が早い
こちらも3つのメリットが考えられます。最も大きな特徴としては、購入価格が安価であるという点でしょう。もちろん中古車といっても、ピンからキリまであります。ただ新車を購入する予算でいうと、中古車は上のグレードに手が届きます。
また中古車は圧倒的に選択肢が豊富です。新車のようにオプションを選んだりはできません。現物販売になるのですが、もう購入できない特別仕様車なども市場に流れているためです。
大学生が初めて車を購入するなら中古車がおすすめ
結局のところ大学生が初めて車を購入するのなら新車が良いのでしょうか、それとも中古車の方が良いのでしょうか。考え方としては様々なものがあるのですが、やはり最初は中古車の方がおすすめです。
- 選択肢が広い
- 価格が安価である
- ぶつけても気にしなくてもいい
といった点が考えられるでしょう。先ず大学生ということで、やはり気にしたいのが価格です。新車と比較するとかなり安価に購入できます。大学卒業まで乗れれば良いという場合、かなり安価な中古車も対象にできるでしょう。
さらに選択肢が豊富です。新車と同じ価格を出すとしても、グレードの高い車に乗ることができます。そのため満足度という点では、中古車の方が良いかもしれません。ちなみに安い車だと、ぶつけてしまっても気にしなくてもいいのも魅力でしょう。
大学生におすすめの中古車一覧
実際に大学生が中古車を買うとして、どのような車種が良いのかも確認します。基本的には維持費用が安くつく、軽自動車やコンパクトカーがおすすめでしょう。また友達とドライブや旅行に行きたいのなら、それに合わせた車種が良いです。
- ワゴンR
- タント
- フィット
- キューブ
- パッソ
この辺りの車種であれば、中古車市場にも多く流れていますので、価格面でも購入しやすいと言えるでしょう。ワゴンRやタントは荷室も広く、燃費が良いのが特徴です。旅行に行くとしても十分な広さがあります。
軽自動車よりも大きな車に乗りたいのなら、フィットかキューブが良いです。どちらもコンパクトカーになります。人気のある車種であるため、多く出回っているためコストパフォマンスが良い車も少なくありません。
車の購入は購入費だけでなく『5つの維持費』にも要注意
大学生が車を買うとして、購入費以外の維持費にも着目しておきましょう。
- ガソリン代
- 駐車場代
- 自動車税
- 車検費用
- 保険料
主にこの5つが維持費として考えられます。ガソリン代はどの程度乗るのかによっても変わりますし、ディーゼル車かガソリン車でも変わるでしょう。ちなみにガソリン車でもスポーツカーだと、ハイオクを入れないといけません。
駐車場代も意外とかかります。地方なら数千円で借りることができるのですが、都市部になると1万円を超えてくるでしょう。都内なら数万円かかるので、現実的ではないでしょう。自動車税は毎年かかる税金です。軽自動車なら1万円程度ですみます。
車検費用もコストの1つです。新車なら初回まで3年の猶予がありますが、中古車だと購入した車次第になります。軽自動車で10万円未満、コンパクトカーから10万円程度かかるでしょう。保険料については自賠責保険は必須で、任意保険は加入してもしなくても良いです。
軽自動車と普通自動車の維持費を比較
前段で車を購入した時の維持費を紹介してみましたが、軽自動車と普通車ならどの程度違ってくるのでしょうか。およその目安として金額を入れながら確認します。
軽自動車の場合は以下の通りです。
- 自動車税 年に1万800円
- 自動車保険 月に1万2000円前後
- ガソリン代 月に3000円程度
- 車検代 2年に1度7万円程度
- 駐車場代 月に7000円程度
次に普通車を見ていきましょう。
- 自動車税 年に3万6000円
- 自動車保険 月に1万6000円程度
- ガソリン代 月に5000円前後
- 車検費用 2年に1度 10万円程度
- 駐車場代 月に7000円程度
という形になります。基本的に維持費という面で見ると、軽自動車の方が優れているといえるでしょう。
大学生で車を購入したときのデメリットも考えておく
大学生で車を購入するメリットについて見てきましたが、逆にデメリットも確認しておきましょう。
- 購入費用が安くない
- 維持費がかかる
- 友達の足として使われる可能性が高い
最も大きなデメリットになるのは、やはり金銭的な負担が大きいことでしょう。中古車を購入するといっても、決して安い買い物にはなりません。最低クラスの車でも10万円以上はするからです。
高い車になれば、中古車でも数百万円もします。そうした購入費用については何とかなっても、維持費がかかってくるでしょう。先述したように維持費がかからない軽自動車でも、月にすれば数万円はかかります。
また車を持っていることで、友達から便利に使われてしまう可能性が高いでしょう。サークルやゼミの仲間でドライブする、などであればまだ良いです。下手をすればタクシー代わりに使われる可能性もあります。
中古車の主な支払い方法は『4つ』
大学生が車を買うとして、その支払方法はどんなものがあるのか確認します。
- 現金一括払い
- 自動車ローン
- クレジットカード
- 自社ローン
といった4つの方法が代表的です。現金一括払いはわかりやすいでしょうから、特に解説はしません。自動車ローンは各金融機関が提供しているローンを利用する方法です。一定の収入があれば、銀行のローンでも利用可能でしょう。
多くの店舗で対応していませんが、一部の業者ではクレジットカードで中古車を買うことができます。クレジットカードが使えると便利かもしれませんが、実は金利が高いのであまりおすすめできません。
最後の自社ローンというのは、販売店が独自に行なっているローンです。ただし金融機関ではないため、金利ではなく保証金という形でお金を払います。その額は車両価格の10%~20%程度と、かなり高いので注意しましょう。
中古車選びのポイント
中古車を買うとして、どのようなポイントをチェックすればいいのかを見ます。
- 走行距離と年式を見る
- 整備記録を確認する
- 車検の残存期間を確認する
- 販売店を見る
最初にチェックしたいのが、走行距離と年式をみましょう。走行距離は短いほど、車に不具合が起こりにくいです。年式も若いほど良いと考えてください。年式と走行距離の2つでみたいのは、1年あたりで1万km以上かどうかです。
車のことを知らなくても、整備記録は確認しましょう。大抵は車検ごとに整備をした記録が残っていますが、車好きな人が前オーナーだとこまめに整備しているはずです。当然整備記録が多い方が安心できます。
車検の残り期間も見てください。車検なしの車だと購入価格に車検代もかかってきますので、どのくらい猶予があるのかは重要です。最後に販売店も確認しましょう。口コミを見るのも良いですし、展示車が汚れていないかなどもチェックします。
まとめ
大学生が車を買う時の情報をまとめてみました。新車と中古車の選択肢がありますが、基本的には中古車がおすすめです。価格が安いことと、選択肢が多いという点がおすすめの理由になります。
車があると便利なのは確かですが、購入時の費用だけではなく維持費もかかってくるのが注意点です。
月に数万円単位でかかってきます。そのため車を買うことのメリットと、デメリットを勘案して決めるようにしましょう。