中古車を納車する最短日数は3日~4日!期間を短くする『5つのコツ』

納車
この記事を読めば解決できること
  • 中古車の最短納車期間
  • 納車を短くする方法

何らかの事情があって新車を買おうとした時に、納車までに1ヶ月程度かかると言われて、とりやめてしまう人もいます。

特に人気の高い車種だと、新車購入で数ヶ月待ちというのも珍しくありません。他方で中古車を購入した場合、納車までにどの程度の時間がかかるのでしょうか。

中古車は現物販売となるだけに、すぐにでも納車してもらえると思う人も多いはずです。そこで中古車の最短納車期間について調べてみました。

目次

中古車を納車する最短日数は『3日~4日』

予約なしの飛び込み査定

中古車を購入したあとで、納車までにかかる最短日数について見ておきます。

  • 中古車で納車までの最短日数は3日~4日
  • ただし条件を満たした上での日数
  • 一般的には1週間~2週間程度

一般的に中古車を購入した場合、納車までにかかる期間は1週間~2週間程度だと言われています。どうしてここまで時間がかかるのかというと、大きなボトルネックになっているのが車庫証明の取得です。

車庫証明は警察署で申請をし、実際に駐車する場所を警察が確認した後で発行されるものだと考えてください。ですので通常は車庫証明の手続きをして、発行されるまでに1週間程度はかかるのです。

ただし車台番号を後から申請することができる軽自動車の場合、取得までの時間を短縮できます。これが上記であげた条件を満たすことです。

つまり軽自動車の中古であれば、最短で3日~4日程度で納車ができます。

ちなみに新車の納車までの最短日数について

2月のカレンダー

では中古車ではなく、新車を購入した時の納車までの最短日数についても見ておきましょう。そもそも新車の場合は在庫のあるなしで大きく変わってきます。

  • 在庫があれば2週間~3週間程度
  • 在庫がないと1ヶ月以上
  • オプションをつけた数で納車までの期間が長くなる

というのが一般的な新車購入時の納車期間を示す目安となります。つまり在庫があれば、中古車の納車と1週間程度しか違わないことになるでしょう。

ただしオプションは最低限のものとします。新車であっても車庫証明の取得にかかる時間は変わりません。ただし先程お伝えしたように、軽自動車なら日数を短くできます。

他にもローンで購入する場合の審査期間や、ディーラーに入庫した後の検品などにも時間がかかるでしょう。

中古車を購入して納車までの流れ

ディーラーの下取り

次に中古車を購入する前から納車までの流れを全体的に見ておきましょう。

  1. 購入する中古車を決め、インターネットなどで探す
  2. 目的の車を確認し納得がいけば契約する
  3. 警察に車庫証明の申請をする
  4. 販売店に必要書類を提出する
  5. 登録と名義変更などの手続きをする
  6. 販売店側で納車前点検と調整が行われる
  7. 車両の代金の支払う
  8. 納車

というような流れになっています。基本的に中古車は現物での販売なので、納車前に点検と調整がある程度ですむのが特徴です。

前述したように車庫証明の取得に時間がかかるので、事前に申請しておくことが重要でしょう。

ONE POINT
ちなみに販売店に提出する必要書類についても、事前に用意しておくとスムーズに取引ができます。

中古車の購入で納車までの期間を短くする『5つの方法』

では実際に中古車を購入し、納車までの期間を最短にする方法を確認しておきましょう。ここでは5つの方法を紹介するので、すぐにでも納車して欲しい人は覚えておくとスピーディーに取引できるはずです。

中古車の購入で納車までの期間を短くする『5つの方法』

【方法1】車庫証明を用意しておく

営業トーク

中古車・新車を問わずに車を購入する時には、車庫証明が必要となります。自分で申請をしなくても、販売店に代理で手続きしてもらうことも可能です。

ただし自分で行なう方が早いですし、余計な手数料を支払う必要もなくなります。

手順としては保管場所の住所を管轄する警察署へ行き、窓口にて以下の書類を発行してもらいます。

  • 自動車保管場所証明申請書を2通
  • 保管場所標章交付申請書が2通
  • 保管場所の所在図は1通
  • 保管場所使用権原疎明書面も1通

これらの書類を記入し、提出してください。その後に警察官による駐車場の確認があり、確認後に車庫証明が発行される流れです。

ATTENTION
ちなみに軽自動車だと車庫証明が不必要だという地域もありますので、事前に確認を取るといいでしょう。

【方法2】ローンの審査を済ませておく

ローン返済

中古車でも購入費用をローンで支払うという人も多いでしょう。そのため契約が済んだ段階で、早めにローンの手続をしてください。

自動車ローンで最も有利に借りられるのが、銀行が提供しているものです。

この銀行提供の自動車ローンは、審査の期間が長めになっています。1週間程度かかることもあるので、その点は相談しながら決めるといいでしょう。

ちなみに審査期間が短いローンもありますが、その場合は金利が高くなるので注意してください。

  • 納車期間を短くするのが現金一括払い
  • ローンを有利に組みたい時は、審査期間が長くても銀行のものが良い
  • 金利よりも最短の納車を目指すなら、自社ローンやディーラーローンが良い

以上の点を考慮した上で、自分にとって最も都合の良い支払い方法を選択してください。

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【方法3】印鑑証明を用意しておく

印鑑証明書

中古車の購入で必要になる書類の1つが印鑑証明です。正確には印鑑登録証明書と呼ばれています。

既に実印がある人だと、自分の居住地域を管轄する役所へ行き、窓口で申請すれば発行してもらえるでしょう。

  • 1通あたり0円~300円程度の手数料がかかる
  • 発行までの時間は10分程度
  • マイナンバーカードがあれば、コンビニでも発行可能

実印を持っていないという人は、役所に行って実印を登録してください。登録後に印鑑証明を発行するといいでしょう。

発行から3ヶ月以内のものが有効となるため、車を買うことを検討しだしたら発行しても良いです。軽自動車の場合は認印で大丈夫です。

これは国土交通省に登録をしないで良いため、実印でなくても問題ありません。ただし地域によっては三文判やシャチハタのハンコは認められない可能性があります。

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【方法4】中古車販売の繁忙期を避ける

中古車買取店

中古車を最短で納車して欲しいのなら、できるだけ繁忙期は避けてください。中古車販売店ではいくつかの繁忙期があります。

  • 最大の繁忙期が1月~3月
  • ボーナスの時期も忙しくなる

日本国内では4月から新年度ということで、新しい生活をスタートさせる人も少なくありません。その生活にあわせて車を売買する人が多いことから、1月~3月が最も忙しい時期になります。

またボーナスが出る夏や冬の時期にあわせて、中古車を売買する人も多くなります。こうした時期というのは、店舗側も忙しいため最短で納車することができません。そもそも納車期間が伸びることもある時期です。

そのため夏前や冬前になる5月や11月といった繁忙期前に購入することで、最短での納車に対応してくれるでしょう。

【方法5】付けるオプションパーツを考える

運転

中古車の購入でもサービスで、オプションパーツをつけてくれることがあります。

特に多いのがドライブレコーダーや、バックカメラといったものです。サービスで付けてくれるなら、と考える人も多いでしょう。

ですが最短での納車を目指すのなら、断った方がいいのです。その理由は以下の通りです。

  • オプション取り付けに時間がかかってしまう
  • 純正品のパーツではないので不具合が出る可能性がある
  • オプションの在庫がないことから納車期間が伸びることがある

純正品のパーツではないことから、搭載したのは良いものの上手く動かないケースも珍しくありません。そうした時に別パーツと交換したりで、納車までの期間が伸びるケースもあります。

納車を早くできる中古車の特徴

白い車

最後に納車を最短にしやすい中古車の特徴を見ておきましょう。

  • 車検の残存期間がある
  • 軽自動車
  • 購入店と納車場所が近い
  • 日取りは選ばない

納車までの期間を短くしたいのなら、車検の残存期間がある中古車を選んでください。

車検がない車だと納車までの間に車検を取らなくてはいけません。これに2日~3日は取られてしまうので、残存期間がある車を選ぶべきです。

軽自動車を選ぶのは車庫証明の期間を短縮できるためです。地域によっては車庫証明が不要です。また最短で納車して欲しいのなら、保管場所から近い販売店を利用するといいでしょう。

さらに納車の日取りを選ばないことも重要です。大安で土日祝といった日は混み合うことが多いので、いつでも大丈夫といっておくと最短で納車してくれるでしょう。

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まとめ

納車

中古車を購入した時に、納車までの最短期間は何日かを調べてみました。中古車は新車と違って、納車までの期間が1週間~2週間程度ですむものです。

諸条件にもよるのですが、目安として考えてください。これが最短での納車だと3日~4日程度になります。

ただしこの日数で納車してもらうためには、車庫証明が必要ない軽自動車を選んでいたり、現金一括で支払うなどできる限り条件を揃えていないといけません。

この記事を書いた人

「もっと価値を見つける」をテーマに自動車の買取現場に立ち会い数多くの交渉を経験。現在は自動車買取メディアの立ち上げから運営、さらに自ら車売買を行うため古物商を取得(奈良県公安委員会 第641180000388号)。WEBメディアを通じて分かりにくいことを分かりやすく解説し、リユースに関する正しい知識を提供し、適切な判断ができるように情報を発信中。

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