自動車の役立つ知識

【2020最新】もう迷わない!自動車にかかる税金と税額一覧《まとめ》

税金の計算をする男性

自動車は購入するのにお金がかかるだけでなく、維持していく上でもいろいろと税金がかかってしまうものです。

自動車税のように毎年かかる費用もありますし、知らない間に支払っている税金もあります。ここでは自動車にかかる税金について、どのような税金があっていくら支払っているものなのかをまとめています。

車に乗り続けるにも買い替えるにも重要なポイントになりますので、今はどんな税金を支払っているのか知っておくといいでしょう。

【全6種類】もう迷わない!自動車にかかる税金と税額一覧《まとめ》

チェックリスト

自動車にはいろいろな税金がかかってきます。その額は車種やグレード、年式などによって変わることもありますが、主に以下の6つの税金がかかっているのです。

【全6種類】もう迷わない!自動車にかかる税金と税額一覧《まとめ》

【税金①】消費税

電卓とお金と車のおもちゃ

消費税は購入したものに対して必ずかかってくる税金で、2019年10月から購入したものの10%が課せられます。これは自動車の購入時はもちろんですが、ガソリンを入れた時や自動車整備や点検などの費用にもかかってきます。

【税金②】環境性能割(旧:自動車取得税&エコカー減税は2019年廃止)

白の破線が書かれた道路

これまで自動車を購入した際に課せられる税金として自動車取得税がありましたが、2019年10月の消費税増税にともない、自動車取得税は廃止となっています。その代わりに導入されたのが環境性能割という税金です。

環境性能割は燃費性能に応じて以下のように取得金額に対して0%から3%までの税率となります。

電気自動車や燃料電池車、クリーンディーゼル車 非課税
2020年度燃費基準+20%達成 非課税
2020年度燃費基準+10%達成 取得金額の1%
2020年度燃費基準達成 取得金額の2%
上記以外 普通自動車は取得金額の3%、軽自動車は2%

ただし、2020年9月末までは以下のように減税処置がされています。

2020年度燃費基準+10%達成 非課税
2020年度燃費基準達成 取得金額の1%
上記以外 普通自動車は取得金額の2%、軽自動車は1%

【税金③】自動車重量税

並んだ車

自動車重量税は新規登録や車検時に支払う税金で、車の重さに応じて税金が課せられます。支払った記憶がない人という人もいますが、これは車検代と一緒に期間分を支払っています。自動車重量税の価格は以下の通りです。

軽自動車 6,600円
0.5トン以下 8,200円
0.5トン超から1トン以下 16,400円
1トン超から1.5トン以下 24,600円
1.5トン超から2トン以下 32,800円
2トン超から2.5トン以下 41,000円
2.5トン超から3トン以下 49,200円

また新車登録から13年経過した車は、軽自動車は8,200円に、普通自動車で約39%増税となります。

【税金④】ガソリン税

車の給油中

ガソリンを給油する際には、1Lあたり120円から150円くらいの価格で購入しているでしょう。ただガソリン代とはいっても、実際はその中に税金が含まれているのです。もちろんおなじみの消費税もありますが、その他にガソリン税もあるのです。

ガソリン税は正式には揮発油税及び地方揮発油税の総称で、2020年現在は1Lあたり53.8円が課せられています。ただガソリン税は給油時に自動的にガソリン代に含まれているので、あらためて支払う必要はありません。

【税金⑤】軽油取引税(ディーゼル)

ガソリンの給油中

車にはガソリン車の他にディーゼル車もあり、ディーゼル車が給油するのは軽油になります。そのためガソリン税は加算されませんが、その代わりに軽油取引税が課せられます。軽油取引税は2020年現在、1Lあたり32.1円となっています。

ガソリン税と比べると軽油取引税は1Lあたり21.7円低くなっています。軽油はガソリンよりも安いのは、軽油取引税が安くなっているためです。軽油取引税も給油時の軽油台に含まれているので、あらためて支払う必要はありません。

【税金⑥】自動車税・軽自動車税(2019年10月以降減税)

電卓と並べられた数字

自動車税・軽自動車税は4月1日時点でその車を所有している人に課せられる税金です。税額は排気量によって下のように課税されます。

軽自動車 10,800円
1000cc以下 29,500円
1000cc超から1500cc以下 34,500円
1500cc超から2000cc以下 39,500円
2000cc超から2500cc以下 45,000円
2500cc超から3000cc以下 51,000円
3000cc超から3500cc以下 58,000円
3500cc超から4000cc以下 66,500円
4000cc超から4500cc以下 76,500円
4500cc超から6000cc以下 88,000円
6000cc超 111,000円

ただし、2019年10月に税制改正により減税となり、2019年10月以降に購入した新車は以下のように減額になります。

軽自動車 変わらず
1000cc以下 -4,500円
1000cc超から1500cc以下 -4,000円
1500cc超から2000cc以下 -3,500円
2000cc超から2500cc以下 -1,500円
2500cc超 -1,000円

また新車登録から13年経過した車については、軽自動車で約20%、それ以外は約15%増税されます。

自動車を所有している場合は毎年払う「自動車税」

(画像出典:「wiki」)
(画像出典:「wiki」)

自動車税は4月1日時点で自動車を所有している場合は毎年支払わなければいけません。納付書は4月下旬から5月初旬にかけて郵送にて届けられるので、その納付書で5月末まで支払うことになります。

仮に4月2日に車を売却した場合、納付書が届いた時点では所有者は自分ではなくなっていますが、あくまで基準が4月1日ですから納付の義務はあります。そのため、納付書は破棄せず車を売却した買取業者に相談してみましょう。

ただ自動車税の場合は、月割り還付を受けることができるのでこの事例では残りの11ヶ月分の自動車税は戻ってきます。

ONE POINT
ちなみに軽自動車税に関しては、年税となっているため自動車税のように月割りでの還付を受けることはできません。

《計算シミュレーション》いくらか一目でわかる!税金目安ガイド

【普通車の場合】トヨタ「プリウス」税金の金額計算

(画像出典:「経済産業省」)
(画像出典:「経済産業省」)

消費税率引き上げ(8%→10%)による負担額(+26,320円)をトータルで+22,280円にまで大きく圧縮することができます。

【軽自動車の場合】ホンダ軽自動車「N-BOX」税金を金額計算

(画像出典:「経済産業省」)
(画像出典:「経済産業省」)

軽自動車の場合ですと、消費税率引き上げ(8%→10%)による負担額(+25,660円)をトータルで+8,360円に大きく圧縮することができます。

意外と知らない!自動車税にまつわるQ&A

口コミ

自動車税は毎年支払うものということはわかっているでしょうが、支払い方法や金額など実は知らないことも多いものです。ここでは自動車税にまつわる疑問で、多くの方が知りたがっている内容をQ&Aで解説しているので、参考にしてみてください。

自動車税にまつわるQ&A

自動車税の通知はいつ届く?いつまでに支払えばいいの?

ノートPCで検索

自動車税の納税通知書はたいてい5月上旬に4月1日時点の所有者の住所、厳密に言えば車検証に記載されている住所に届けられます。ただ自動車税の管轄は都道府県税事務所となっているため、届く時期は地域によって多少前後することはあります。

もし5月中旬になっても自動車税の納税通知書が届かなかった場合には管轄の都道府県税事務所に確認してみるといいでしょう。自動車税の納付期限については、届いた納付書に記載されていますが、一般的に5月31日までとなっています。

ただ5月31日が土日にあたっている場合には、6月1日もしくは6月2日となる地域もあります。また2020年は新型コロナウイルスの影響により、条件の対象となれば申請することで納付の期限を猶予されます。

自動車税の支払い方法は?コンビニ?paypayやクレジットカード納付はOK?

駐車場にとめてある車

自動車税の支払い方法については、以下の方法で支払うことができます。

  • 金融機関
  • コンビニエンスストア
  • 県税事務所
  • クレジットカード
  • 電子マネーやスマホ決済アプリ

手軽で一般的な支払方法はセブンイレブンやローソン、ミニストップなどのコンビニ払いです。コンビニでは現金支払いの他、セブンイレブンならnanaco、ミニストップならWAONなどの電子マネーでも支払えます。

その場合には各ポイントはたまりませんがチャージによるポイントが付くので現金よりもお得です。またスマホ決済アプリPayPayやLINE Pay、PayBなどでも支払えます。

ATTENTION

その他にもクレジットカードでも支払えるので、自分に適した支払い方法が選択できます。ただし自動車税は各都道府県によっても対応が異なるので確認が必要です。

自動車税は月割りや分割払い可能ですか?

税の計算

自動車税は少なくても約3万円、排気量の多い車だと5万円から11万円とかなり高額になってしまいます。これを一括で支払うのは厳しい人も少なくないでしょう。ただ原則として自動車税は一括納付となるため月割りや分割払いができません。

ですが失業や病気など一括で支払えない特別な理由がある場合に限り、各県税事務所に相談すれば分割納付に応じてもらえる可能性があります。

また方法としては一旦クレジットカードで納付して、クレジットカードの分割払いやリボ払いを利用することで負担を軽減することは可能です。

ただその場合でも、クレジットカードでの納付ができない都道府県もありますので注意しましょう。そして分割払いが認められたとしても、完納しないと自動車納税証明書が発行されませんので、車検も受けられません。

新車登録から”13年経過の車”は自動車税が上がるの?

白い車のボディ

自動車税の納付書が届いて確認したら去年よりも高くなっていると感じた人もいるのではないでしょうか。実は新車登録から13年経過した車は自動車税が高くなってしまうのです。

それは地球環境にやさしい車を優遇する制度ができたためで、それに逆行している車は税金が高くなるという理由です。

新車登録から13年経過した車の自動車税は以下の通りです。ちなみにこれは2019年9月30日までに新車登録された車の場合です。

軽自動車 12,900円
1000cc以下 33,900円
1000cc超から1500cc以下 39,600円
1500cc超から2000cc以下 45,400円
2000cc超から2500cc以下 51,700円
2500cc超から3000cc以下 58,600円
3000cc超から3500cc以下 66,700円
3500cc超から4000cc以下 76,400円
4000cc超から4500cc以下 87,900円
4500cc超から6000cc以下 101,200円
6000cc超 127,600円

自動車税は廃車にすると返金や還付があるの?

電卓で計算

自動車税は原則として1年分を一括払いとなりますが、廃車にしたり売却したりすることで残りの月分が戻ってきます。例えば10月に廃車にした場合には、残りの5ヶ月分の還付を受けることができるというわけです。

還付される金額は単純に12分の5とはなりませんが、確実に戻ってくるので申請しましょう。ただ車買取店などに売却した場合には、自動車税の還付額も含めた買取額になるケースが多いので、別途自動車税が戻ってこないケースもあるので確認が必要です。

また廃車や車売却により自動車税が戻ってくるのは普通自動車が対象であり、軽自動車の場合は年払いとなっているのでいつ廃車にしたとしても支払った軽自動車税が戻ってくることはありません。

自動車税を期限内に払い忘れた…納付せず滞納したら延滞金があるの?

税金

自動車税は原則として5月31日まで、その日が土日にあたっている場合は次の月曜日までが納付期限になることがあります。ただ中には期限内に支払うのを忘れていたという人、お金がなくて支払えなかったという人も少なくありません。

自動車税は期限が過ぎても支払うことはできますが、納付せずに滞納したら延滞金が発生します。一般的に期限から1ヶ月以内であれば約3%、それ以降だと約9%の延滞金が課せられてしまいます。

またその関係で期限が過ぎた納付書はコンビニなどでは使えなくなることもあるので注意しましょう。自動車税を滞納したら督促状が届くようになりますが、それでも支払わずにいると催告書が送られてきます。

さらに滞納し続けると差し押さえ予告通知書が届き、その期限までに支払わないと差し押さえが実行されてしまうので注意しましょう。

まとめ

税金の計算をする男性

このように自動車にはいろいろな税金がかかってきます。そのため車を買い替える時には少しでも税金が安くなる方法を考えたほうがいいでしょう。

お金がないからと言って、古い車に乗り続けてしまうと、自動車税が高くなってしまうだけじゃなく、修理費用など税金以外の費用も掛かってしまうようになります。

逆に車を少しでも早く売却できれば毎年支払う自動車税の還付を受けることもできます。自動車に乗る人にとって税金はかなり大きな部分ですから、しっかりとチェックしておきましょう。