プロ直伝!車を高く売る6つの方法と流れ【おすすめ時期&必要書類】

車を売るとき、できる限り高く売却できる方法を選びたいと誰もがそう思います。初めて売る人なら、どんなタイプの売り方があって、どんな流れでどんな手続きを行うのかが分からないはず。
また、これまで買い替えの際にディーラー下取りに出していたけど、「他の売り方の方が高く売れるんじゃないか?」など、気になって調べる方もたくさんいます。
車の売る方法は全部で6つあります。
- ディーラー下取り
- 中古車買取店
- 車一括査定サービス
- オークション代行
- 個人売買
- ネットオークション
では一体、どの方法で売れば最も高く、かつ適正価格で売却できるのでしょうか。
ここでは愛車を売る6つの方法を徹底比較するほか、タイプ別に手続きの流れ、売る時期のタイミング、税金やトラブルなどについてもご紹介します。
これを見れば愛車の売却に関して損をすることはないでしょう。
【タイプ別】車を高く売る6つの方法&比較一覧表
前述しましたが、車を売る方法は6種類あります。
結論からいえば、確実に高く売れるのは1つの方法しかありません。それは車一括査定という方法ですが、まずは6つの概略から見ていきましょう。
【1】ディーラー下取り
ディーラー下取りとは、新車の購入の際、ディーラー店で一緒に自分の車も引き取ってもらえるサービスのことです。
ちなみに、ディーラーとは自動車メーカーと特約店契約を結んだ販売業者のことで、例えばトヨタの「ネッツ」や「トヨペット」などがそれにあたります。街で見かけるトヨタや日産などのお店がディーラーです。
下取りは新車購入の「おまけサービス」のようなものです。売っても現金として持ち帰ることはできず、新車の購入費としてあてられます。また、下取り査定では手数料もとられます。
ディーラー下取りのメリット・デメリット | |
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メリット | 愛車の売却から新車の購入まで一本化されてスムーズ |
デメリット | ディーラーは販売業者だから査定額は消極的 |
【2】中古車買取店
中古車買取店とは文字通り、買取専門の業者のことです。査定は無料で、買取店への持ち込み査定のほか、自宅での出張査定もサービスとしてあります。
ディーラーとは違い、買取店は車の買取→販売という流れで利益を生みます。他の業者や買取店との競争原理も働くため、査定額が高くなる傾向があります。
ただし、買取店選びには注意が必要です。相手もなるべく安く買い取りたいのが本音ですし、不当なほど査定額が低くつけられたりと、買取店によって対応にバラつきがあります。
中古車買取店のメリット・デメリット | |
---|---|
メリット | 高価買取&高額査定の可能性が高い |
デメリット | 中古車買取店によって査定額が異なる |
【3】車一括査定サービス
車一括査定とは、一度に複数の中古車買取店に査定依頼できるサービスのことです。これは2の中古車買取店のデメリットを解消したいというニーズから生まれたものです。
中古車買取店の査定にはバラつきがあるため、なるべく多くの買取店に査定してもらい比較検討するのが必要不可欠です。査定の比較は査定額アップの交渉にも使えます。
ただし、問題は何度も買取店を調べ、自分の足で回る時間と労力。このせいで「そこそこの値で売れたらいいか」と妥協しやすくなります。
しかし、車一括査定はネット申し込みで面倒な手続きなく、複数の買取店に出張査定してもらえます。もちろん無料です。車一括査定サイトに参加する買取店は他店との競争を強く意識しているため、査定額を吊り上げやすいのも特徴です。
現時点で、最も簡単かつスピーディーに愛車を最高額で売れるサービスです。
車一括査定のメリット・デメリット | |
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メリット | 手軽に最も高額査定してくれる買取店が分かる |
デメリット | 方法によって複数の買取店との対応が煩わしい |
【4】オークション代行

オークション代行は、業者に依頼し、会員制のオートオークションへ代行で参加させてもらい、愛車を代わりに売ってもらう方法です。
費用はオークション代行業者に委託する代行料、オークション会場に支払う出品料、また車を預けて搬送するための陸送費が必要です。
個人でオークションに参加すればコストカットになりますが、オークション会員となる条件などにより、基本的には一個人で出品できない売却方法だと認識しておきましょう。
オークション代行のメリット・デメリット | |
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メリット | 高く売れる可能性がある |
デメリット | 必ず落札されるわけでなく、売れなくても手数料がかかる |
【5】個人売買とは?
個人売買は業者を介さず、個人間で売り買いする方法です。知人同士での売買もこれにあたります。
業者による中間マージンが発生せず、自分で売値を自由に設定できるため、買い手との交渉がうまくいけば高価買取が期待できます。
ただし、この方法だと複雑な手続きを自ら行う必要があるうえ、支払いの滞りなど金銭トラブルのリスクが大きく、慣れた方以外おすすめしません。
個人売買のメリット・デメリット | |
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メリット | 売値を自由に決めれる |
デメリット | トラブルや手続きが多い |
【6】ネットオークション

ネットオークションは個人売買をネットでするという方法です。メルカリ、ヤフオク、モバオクといったサイトが有名です。
この場合、個人売買の場としてサイトが存在していますが、それでも契約後の手続き、例えば名義変更など法的手続きも個人間で行わなければなりません。知人同士でなく、見ず知らずの個人と連絡を取り合うので、心労も感じやすいでしょう。
ネットオークションのメリット・デメリット | |
---|---|
メリット | 売値を自由に決めれる |
デメリット | トラブルや手続きが多い |
【比較一覧表】車を売る6つの方法~おすすめは車一括査定~
車売却の方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ディーラー下取り | 手間がかからない | 査定額が安い |
中古車買取店 | 下取りよりも高い | 業者によって買取額にばらつきがある |
車一括査定 | 最高額の査定結果が分かる | 買取店からの電話営業が多い場合も |
オークション代行 | 高値で売れることも可能性も | 必ず売れるわけではないが代行手数料はかかる |
個人売買 | 売値を設定できる | トラブルやリスクの可能性が高い |
ネットオークション | 売値を設定できる | トラブルやリスクの可能性が高い |
「ディーラー下取りで偶然にも高額査定が出た」という状況は万が一にも起こりえないので、手続きの面で多少の手間にはなりますが、新車購入と車の売却は別で行った方がいいです。
また、個人売買やネットオークションはおすすめできません。慣れている方以外、金銭的なトラブルになる可能性が非常に高いです。
確実に、できる限り高値で車を売りたい人は、車一括査定を利用するのが最善の策といえます。
もしそれでも「自分はディーラー下取りがいい」という場合も、下取り査定の結果が妥当な額かどうかを見極めるために、車一括査定で相場を把握しておいた方がいいでしょう。
【タイプ別】車売却の流れ〜手続き〜必要書類まで
車の売り方を6つご紹介しましたが、各タイプごとにどのような流れで売却するのかを説明します。
1つずつの詳細を解説すると膨大な量になるので、この記事では売却の流れの全体像が眺められるような形で留めておきます。
【1】ディーラー下取りの流れ〜手続き〜必要書類まで
ディーラー下取りの流れと手続き | |
---|---|
手順 | 内容 |
1 | 購入する車種を決める |
2 | その車種を販売するディーラーで自分の車の下取り査定を依頼 |
3 | 下取り査定の結果、購入車の値引き交渉をする |
4 | 購入車の契約手続き、下取り手続きを始める |
5 | 必要書類を揃える(ディーラーが手続き代行) |
ディーラー下取り必要書類一覧 | |
---|---|
必要書類名 | 保管場所(予想) |
自動車検査証 | ダッシュボード内に保管 |
自賠責保険証明書 | ダッシュボード内に保管 |
自動車納税証明書 | ダッシュボード内に保管 |
委任状・譲渡証明書 | ディーラーから受け取る書類 |
実印 | 自宅 |
印鑑登録証明書 | 印鑑を持って役所で申請 |
リサイクル券の預託証明書 | ダッシュボード内に保管 |
戸籍謄本・住民票 | 現在の住所や氏名が異なる場合のみ役所で発行 |
ちなみに、軽自動車の下取り必要書類は少し異なります。
- 自動車検査証
- 自賠責保険証
- 軽自動車税納税証明書
- 認印
- リサイクル券の預託証明書
下取りの場合には納車日に自分の車を引き渡し、購入車を受け取ることになります。
【2】中古車買取店の流れ~手続き~必要書類まで
中古車買取店の流れ | |
---|---|
手順 | 内容 |
1 | 買取店を探して選ぶ(複数の業者を候補にする) |
2 | 買取店に車を持ち込む、もしくは自宅での出張査定を依頼 |
3 | 他の買取店でも手順2を行い、査定額アップの交渉をする |
4 | 買取契約後に必要書類提出や車の引き渡し日などを決める |
5 | 車を引き渡した後、振込みなどで買取代金を受け取る |
買取代金についてですが、買取店によっては即日現金払いのところもあります。しかしながら、多くは振込みのため、条件に合った業者を探さなければなりません。
特に、業者選びは慎重に行いましょう。なかには悪徳業者もいますし、必ず複数の買取店で査定して交渉を重ねてください。
中古車買取店の手続き | |
---|---|
中古車買取店の必要書類 | 保管場所 |
自動車検査証 | ダッシュボード内に保管 |
自賠責保険証明書 | ダッシュボード内に保管 |
自動車納税証明書 | 自宅かダッシュボード内に保管 |
委任状・譲渡証明書 | 業者から受け取る書類 |
実印 | 自宅 |
印鑑登録証明書 | 印鑑を持って役所で申請する |
リサイクル券の預託証明書 | ダッシュボード内に保管 |
戸籍謄本・住民票 | 現在の住所・氏名が異なる場合のみ役所で発行 |
必要書類は買取契約後、後日準備したものを店に持っていく、もしくは前もって用意しておけばスムーズに手続きを進めることができます。
【3】車一括査定の流れ~手続き~必要書類まで
車一括査定の流れ | |
---|---|
【手順1】 | ネットで車一括サイトで申し込む |
【手順2】 | 買取店から電話が来るので、出張査定の日時を決める |
【手順3】 | 複数の買取店が査定した結果、最高額を出した業者と契約する |
【手順4】 | 「中古車買取店の流れ(4,5)」と同じ流れ |
車一括査定サイトに申し込んだ後、どれくらいの数の業者に査定依頼するのか自分で選択します。依頼する買取店の数は平均3~5社ほどがいいでしょう。
自分で各買取店に連絡し、自ら足を運んで交渉する必要はないので余計な手間も省けてとても便利です。また、自力で買取店に回るのとは違い、複数の業者が自然と競ってくれるのでそれほど念入りに買取交渉しなくて済みます。
ちなみに「業者から電話がかかってくるのに抵抗がある」という人は例えば、カーセンサーではメールでのやり取りでも可能な方法もあります。
まずは公式サイトにいきます。すると以下のような項目が表示されます。
メーカーや車種名、事故歴や郵便番号を入力して「申込みスタート」のボタンをクリックすると次の画面に進みます。
5つの項目を順番に入力し、⑤をクリックします。
矢印の項目欄「連絡希望時間帯」に「メールのみで連絡希望」と入力してください。するとほとんどの場合、営業電話はかかってこなくなります。
※業者の中には自動で電話するオートコールシステムがあるため、絶対に電話がかかってこないとは断言できません。
そのほかユーカーパックを使えば、複数の買取業者との交渉をすべてユーカーパックの担当者が代行してくれます。
車一括査定の手続き | |
---|---|
車一括査定の必要書類 | 保管場所 |
自動車検査証 | ダッシュボード内に保管 |
自賠責保険証明書 | ダッシュボード内に保管 |
自動車納税証明書 | 自宅かダッシュボード内に保管 |
委任状・譲渡証明書 | 業者から受け取る書類 |
実印 | 自宅 |
印鑑登録証明書 | 印鑑を持って役所で申請する |
リサイクル券の預託証明書 | ダッシュボード内に保管 |
戸籍謄本・住民票 | 現在の住所・氏名が異なる場合のみ役所で発行 |
車一括査定サイトを利用するには申し込み手続きが必要ですが、買取契約に際して特別な書類等はありません。
なお、車一括査定サイトには様々な種類や特徴がありますので、申し込み前に自分に合ったサイトを見つけておくといいでしょう。
カーセンサー | ユーカーパック | ナビクル車査定 | 楽天オート | ズバット | Carview | |
---|---|---|---|---|---|---|
運営会社 | リクルート | UcarPAC | エイチーム | 楽天 | ウェブクルー | Carview |
提携業者数 | 1,000社 | 5,000社 | 55社 | 100社 | 220社 | 201社 |
同時査定依頼数 | 30社 | – | 10社 | 10社 | 10社 | 8社 |
業者選択 | 〇 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
入力の時間 | 約1分 | 約1分 | 約1分 | 約3分 | 約1分 | 約1分 |
利用料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
電話の多さ | 多い(メール可) | 1社のみ | 少ない | 多い | 多い | 多い |
【4】オークション代行の流れ~手続き~必要書類まで
オークション代行の流れ | |
---|---|
【手順1】 | オークション代行業者を探して問い合わせる |
【手順2】 | オークション相場の報告を受け、オークション出品の契約をする |
【手順3】 | 車を持ち込むか、陸送する |
【手順4】 | オークション結果の報告を受ける |
【手順5】 | 代行費用等を差し引いた金額が振り込まれる |
輸入車や不人気車、修復歴車など落札されにくい車もあるので、まずは自分で相場を調べておくのがいいかもしれません。
例えば過走行車などであれば、ハイシャルといった廃車&事故車の専門買取業者を利用した方が買取額が高い可能性があります。
ちなみにオークションの諸費用の一例として、ある代行業者は、
名目 | 諸費用 |
---|---|
オークション申込金 | 10,000円 |
出品料 | 6,000円~12,000円 |
成約料 | 10,000円~18,000円 |
陸送費用 | 5,000円~ |
オークション出品代行手数料 | 3,0000円(落札価格60万円以上の場合、落札価格の5%) |
また、1回目で落札されず、再出品する場合にも追加費用が必要になります。
オークション代行の手続き | |
---|---|
オークション代行の必要書類 | 保管場所 |
自動車検査証 | ダッシュボード内に保管 |
自賠責保険証明書 | ダッシュボード内に保管 |
自動車納税証明書 | 自宅かダッシュボード内に保管 |
委任状・譲渡証明書 | 業者から受け取る書類 |
実印 | 自宅 |
印鑑登録証明書 | 印鑑を持って役所で申請する |
リサイクル券の預託証明書 | ダッシュボード内に保管 |
戸籍謄本・住民票 | 現在の住所・氏名が異なる場合のみ役所で発行 |
【5】個人売買の流れ~手続き~必要書類まで
個人売買の流れ | |
---|---|
【手順1】 | 売り手と交渉 |
【手順2】 | 契約書を交わして代金を受け取る |
【手順3】 | 車を引き渡す |
【手順4】 | 名義変更(購入者) |
個人売買の場合も事前に車の査定相場を知っておく方が交渉を有利に進めやすいので、車一括査定サービスで査定額を出しておくといいでしょう。
トラブル防止のために「売買契約書」は作成しておいた方がいいです。ネット上で自動車売買契約書のテンプレートをダウンロードできます。
名義変更する際には、
名目 | 諸費用 |
---|---|
移転登録手数料 | 500円 |
ナンバープレート代(変更の場合) | 約1,500円 |
車庫証明書の所得費用 | 2,500円~3,000円程度 |
検査・登録手数料 | 自動車の種別による |
自動車所得税 | 買い手が負担 |
このような費用がかかります。名義変更は買い手側が手続きを行いますが、連絡をとって不備がないかを双方でチェックした方がいいかもしれません。
個人売買の手続き | |
---|---|
個人売買の必要書類 | 保管場所 |
自動車検査証 | ダッシュボード内に保管 |
自賠責保険証明書 | ダッシュボード内に保管 |
自動車納税証明書 | 自宅かダッシュボード内に保管 |
委任状・譲渡証明書 | 業者から受け取る書類 |
実印 | 自宅 |
印鑑登録証明書 | 印鑑を持って役所で申請する |
リサイクル券の預託証明書 | ダッシュボード内に保管 |
戸籍謄本・住民票 | 現在の住所・氏名が異なる場合のみ役所で発行 |
名義変更では売り手や買い手、それぞれの書類に不備がないようにしなければ手続きがもたついてしまいます。そのせいで税金の請求先が違ってしまい、トラブル事例が多いのが現状です。
名義変更(移転登録の手続き)を行う(必要書類や費用については国土交通省のHPを参照)
【6】ネットオークションの流れ~手続き~必要書類まで
ネットオークションの流れ | |
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【手順1】 | オークションサイトに登録 |
【手順2】 | 車の撮影、サイトの掲載文を作成 |
【手順3】 | 出品する |
【手順4】 | 落札後、必要書類のやり取りや支払い、名義変更(購入者側) |
ネットオークションの場合にも、事前に車の相場を調べておきましょう。
この場合には出品までの準備に手間がかかります。洗車した車を撮影、車を説明する掲載文のために車両情報を入力します。
利用料についてはヤフオクの場合、出品システム利用料として3,024円(税込)となっています(※2019年現在)。
ネットオークションの手続き | |
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ネットオークションの必要書類 | 保管場所 |
自動車検査証 | ダッシュボード内に保管 |
自賠責保険証明書 | ダッシュボード内に保管 |
自動車納税証明書 | 自宅かダッシュボード内に保管 |
委任状・譲渡証明書 | 業者から受け取る書類 |
実印 | 自宅 |
印鑑登録証明書 | 印鑑を持って役所で申請する |
リサイクル券の預託証明書 | ダッシュボード内に保管 |
戸籍謄本・住民票 | 現在の住所・氏名が異なる場合のみ役所で発行 |
個人間の売買と同じく、売り手買い手が自ら手続きを行わなければいけません。
車の売買は大きな金額が動きますから、支払いが未納、契約後のクレームなどトラブルのないように注意して進めなければなりません。
車売却に関するその他の疑問(売る時期・税金・高く売るコツなど)
車の売却には様々なタイプがありますが、売却に関する一般的な疑問について解説したいと思います。ここでは、よく質問に挙がる以下4つをピックアップして解説します。
【1】車を高く売るコツはある?
- ディーラー下取り
- 中古車買取店
- 車一括査定
- オークション代行
- 個人売買
- ネットオークション
どの方法で売るにしても車の相場を知っておくのは必須です。安く買い叩かれないよう、そして無理な買取額を要求しないように正確な買取相場を把握し、契約の落としどころを見極めましょう。
また、複数の業者同士で買取を競い合わせる方法も必須です。特に理由がなければ、車一括査定で買取を行うのがおすすめです。
【2】車を売るベストなタイミングと時期はいつ?
車が高く売れる時期は次のシーズンです。
買い時ランキング | 時期 | 理由 |
---|---|---|
1位 | 決算期(3月) | ・株価に影響する時期 ・年度末に当たるから |
2位 | 中間決算(9月) | ・半期の業績を意識 |
3位 | 夏のボーナス時期(6~7月) | ・ボーナス時期を狙う販売促進 ・翌月の半期に合わせた戦略 |
4位 | 冬のボーナス時期(11~12月) | ・ボーナス時期を狙う販売促進 |
- 1~2月
- 8~9月
その理由は、中古車市場では3月、9月にセールを行うので、その在庫確保のために高価買取の可能性が高まります。
もちろん「時期」というのは車検の残り期間などと同じく、あくまで査定に影響する一要素です。そのため、すべての売り手に共通して何よりも重要なのは「どこで売るか」という点をくれぐれも忘れないようにしましょう。
【3】車を売却した後の税金(所得税&消費税)は?
車を売ることでお金を手にいれることになりますが、個人の場合、基本的には所得税も消費税も支払う必要はありません。もちろん、確定申告も不要です。
自動車税については5月中に1年分の自動車税を前払いしているので、車を手放した翌月分以降の金額はあとで返金される仕組みになっています。
また、自動車税は4月1日時点の使用者に納税の義務が発生し、5月に納付素が届けられます。
【4】車を売った帰りはどうするの?
送迎サービスなどはありませんが、代車レンタルサービスをしている買取業者もあります。
車一括査定を使う場合、申し込みの備考欄(希望欄)に代車レンタルしたいと書いてみる方法もあります。
また、廃車専門買取店などでは不動車なども扱っているため、通常、自宅まで引取に来てくれます。そういったサービスがないかも調べておくといいです。
利用しないと大損!車一括査定で高価買取&査定を実現させる
車一括査定はたった一度きりの申し込みで、複数の買取店に査定依頼ができるサービスです。ネットで簡単、無料で利用できます。
最大の特徴は、利用者がややこしい交渉なしに査定額を上げることができるという点です。
例えば3社が競合した場合、各買取店は他の業者の買取額以上を提示しないと買取できません。よって業者間に競争原理が働いて、特に何もせずともどんどん査定額は高くなっていきます。
- 確実に高価買取を実現させたい人
- 愛車のリアルな査定相場を知りたい人
- 交渉が面倒な方&苦手な方
このような人にはかなり満足できるはず。もちろん、車一括査定は車を売る全ての人の必須アイテムだと言っても差し支えないでしょう。