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車査定&買取後に事故でぶつけたらどうなる?相手に追突された場合も

車の事故

車を売る際、引き渡しまでにある程度期間があるのがふつうですが、それまでに事故で車両を傷つけてしまった場合、どうなるのか。

車を運転する限り、何があるか分からないので、万が一を想像すると心配になります。

そこで今回は、車買取後、車両をぶつけてしまったケースについて解説したいと思います。

「車査定後にぶつけた」場合にはどうなる?

カーショップ

中古車を買取店で査定、あるいはディーラー店で下取り契約し、車両の引き渡し前にぶつけるような事故を起こした際、店側はどのような対応をしてくるのか。

車買取は査定し契約成立となると必要書類等の手続きがあるため、引き渡しは数日後、場合によっては一週間程度のちとなることが多いです。

ほんの短い期間ですが、事故を起こす確率はゼロとはいえません。こんな時、買取契約の内容はどうなってしまうのでしょうか。

そもそも買取金はすでにもらっているのか?

ローン返済

買取に詳しくない方は、そもそもどういう流れで買取契約が進められるのか分からないかもしれません。気になるのは査定で提示された買取額をいつ支払ってもらうのかというタイミングでしょう。

査定後、車を売ることが決まり、必要書類の提出、車の引き渡しを終えてから入金されます。最短2営業日ほどで入金してくれるところもあれば、一週間前後かかるところもあります。

つまり、引き渡し前に事故を起こした時にはまだ車の売却金は受け取っていない状況です。

ぶつけてしまって再査定になることも

本

査定の際の車両状態と大きく違ってしまうほどの事故の場合、再度、査定をし直す可能性が高いです。

焦ってすぐに修理し、黙って引き渡しを行おうとする人もいますが、これは得策ではありません。相手はプロの業者ですから、ごまかそうとしてもバレてしまうものですし、お金に関わることなのでトラブルを生みかねません。

また、事故の申告を前提に修理しても、結局査定額は下がってしまうでしょうし、修理代の方が高くついて損をしてしまうでしょう。そのため、事故をしたらなるべく早く買取店・ディーラー店に現状を報告するようにしましょう。

先に述べたように買取手続きの流れから、再査定になったとしても入金された金額から返金などというような面倒なことはありません。もう一度、車両状態をチェックされてそれに適した査定額が算出され、車の受け渡し、入金という流れになります。

軽いキズやヘコミでも伝えるべき?

SUV

では、車を少しこすっただけのような場合、こちらはどう対処すべきか。

これもまた黙って引き渡すのはよくありません。仮に軽いキズだから修理してごまかそうとしても発覚してしまうおそれがありますし、トラブルのもとになります。

どのような些細な事故でも、とにかく正直に報告するようにしましょう。

小さなキズやヘコミなら、査定額は変わらないことも

査定方法の話になりますが、キズやヘコミがある場合、その状態に応じて査定の評価が変わります。

詳しくは「【相場表】車買取のキズ&凹みの減額はいくら?査定額UPでも修理NG!」を読んでいただきたいのですが、キズやへこみの状態について、以下のような査定基準が存在します。

傷・へこみの大きさ 減点
1センチ未満 0点
1センチ以上カードサイズ未満 10点(-1万円)
カードサイズ以上A4サイズ未満 15点~40点(-1.5万~4万円)
A4以上パネル面積の半分未満 20点~80点(-2万~8万円)
パネル面積の半分以上 65点~180点(-6.5万~18万円)

浅い傷であれば基本的に査定額に影響しません。

これは初回の査定からそうなので、軽い傷をつけてしまったと申告したとしても、減額されないまま引き渡しになる可能性が高いです。

一方、大きなキズやヘコミができてしまうと、表のように大きな額で査定額が下がってしまいます。

こんなケースは?「車買取後にぶつけられた」「下取り車をぶつけられた」

車

珍しいケースかもしれませんが、買取店への引き渡し前の車・下取り予定の車などを他者にぶつけられてしまった場合、どうなるのか。例えば駐車中など、こちらに過失がない状況を例にとって見てみましょう。

50万円の査定額だった車両が相手の起こした事故のせいで20万円になってしまった、など誰かのせいで査定額が下がってしまえば大きな損です。

この時に相手側の自動車保険で補償してもらえたらいいのですが、「修理費用については補償できるが、買取(下取り)の減額分の補償は難しい」というのが現実的な対応のされ方だそうです。

査定後は引き渡しまで、なるべく車を使わないのがおすすめ

車屋_店_ディーラー

車に乗る限り、何が起こるか分かりませんから、できるだけ引き渡し当日まで車に乗らないように心がけましょう。

もちろん車は必要あって乗るものですから、買取店やディーラー店で新しく購入した車が納車されるまでの間、代車を貸してもらえないか相談してみるといいでしょう。

まとめ

車の事故

今回は、車買取後、車両をぶつけてしまったケースについて解説しました。そもそもの話ですが、買取手続きの流れは査定後、契約を行って車の引き渡しが完了してから売却金が入金されます。

そのため、買取後に車両をぶつけて減額されても、入金と返金のややこしい手続きはありません。査定の際の車両状態と大きく違ってしまうほどの事故の場合、再度、査定をし直す可能性が高いです。

だからといってごまかそうとしてもバレてしまうものですし、お金に関わることなのでトラブルを生みかねません。事故をしたらなるべく早く買取店・ディーラー店に現状を報告するようにしましょう。

査定評価の基準というのが存在していて、浅い傷であれば基本的に査定額に影響しません。軽い傷をつけてしまったと申告したとしても、減額されないまま引き渡しになる可能性が高いです。

いずれにせよ、どんな些細な事故でも、起こしてしまったらすぐに買取店に連絡を入れましょう。