車を買い替える平均年数は伸びている!おすすめの5つのタイミング

手帳
この記事を読めば解決できること
  • 自動車の平均使用年数
  • 車の買い替えにおすすめのタイミング

車を買い替えるタイミングで悩むという人も少なくありません。例えば10年以上乗ってから買い替えるという人もいますし、逆に最初の車検がくる3年程度で買い替えるという人もいます。

どちらが正解なのかと悩む人も多いのですが、車を買い替えるタイミングというのは、実はいくつかあるのです。そこで代表的な5つのタイミングについて、ここでは詳しく確認をしていきましょう。

2024年 1025

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目次

自動車の平均使用年数は?買い替えは8.5年

白い車

そもそも自動車の平均的な使用年数は、どのくらいになるのでしょうか。これはデータを見ると、平成29年のもので平均して8.5年という数字になっています。つまり新車購入から10年弱程度が、平均年数になるのです

高い頻度で車を買い替えるのではなく、ある程度の年数を乗ってからという人の方が多いというのが数字からわかります。実はこの数字というのは年々伸びている傾向にあるそうです。

車そのものの性能が上がったことや、ある程度のメンテナンスをしていれば長期間乗っても不具合が出にくいことが大きな理由になるでしょう。ただリセールバリューという点で見ると、走行距離には注意しておく方がいいです。

車を買い替える平均年数が伸びている

車

前段で新車を購入した人は、平均して8.5年で乗り換えるとお伝えしました。さらにこのデータは、年々増加傾向にあるともしています。この情報は自動車検査登録情報協会が発表しているもので、スタートしたのは1978年のことです。

40年以上前のことなのですが、この当時の平均年数は4.03年でした。つまり4年程度で乗り換えていたのです。数字としては暫く横ばいが続き、1990年に入ってから右肩上がりで年数が延びているような状況です。

  • 日本車の品質が向上して寿命が伸びた
  • バブルが崩壊し、経済的な不況が長く続いている

といったことが、グラフの変化から取れる大きな要因だと言えるでしょう。特に近年ではぐっと傾きが増加しているのがポイントです。

車を買い替える年数

では実際に車を買い替えるとして、どのようなパターンが考えられるのでしょうか。買い替えの平均年数を抜きにして、よく言われているのが車検をするタイミングです。そこで車検のタイミングでの買い替え年数について見ていきましょう。

車を買い替える年数

3年で車を買い替える

運転

新車の購入から初回の車検が必要となるのが3年というタイミングです。平均年数を考えると、随分と早いといえるでしょう。多くの人にとって3年というのは、まだまだ乗れるからタイミングではないのではと思うかもしれません。

ですが3年で車を買い替えるメリットはあるのです。

  • リセールバリューが高い
  • 買い替え需要があるため安定して高額買取になる

中古車市場という点で考えると、年式が3年未満というのは実はかなりの価値があります。車の状態もそこまで悪くなっていませんし、何よりも走行距離も少ないことが多いので、高く買取をしてくれます。

車種によっては新車時から2割~3割引程度の値段をつけてくれるでしょう。そのためローンで購入していたとしても、残債をしっかりと支払えるのです。

5年で車を買い替える

新車購入から2回目の車検となる5年目で、車を買い替える人もいます。5年というのは、車検2回目というタイミングだけではありません。一般的な国産車メーカーで行なっている、特別保証が終わるタイミングでもあるのです。

保証が切れてしまった後の故障については、全額自腹での支払いになります。特にエンジン関連の故障があると、修理費用が数十万円というケースもあるほどです。そのため5年目という時期で買い替える人もいます。

  • リセールバリューは3年目と比較すると低くなる
  • 全体的なリセールバリューはそこまで下がらない

などのような特徴もあります。年式が2年古くなることもあり、3年目と比較すればリセールバリューは低いです。しかし10年程度で売ることを考えれば、まだ高値を維持していると言えるでしょう。

7年で車を買い替える

車

車を買い替える平均年数に近いのが、車検3回目となる7年でしょう。このタイミングで車を買い替えないのであれば、10年経過するまで乗るというのと同じです。最近の車は品質が高くなったこともあり、なかなか故障しません。

定期的なメンテナンスは必要ですが、故障のリスクは低いこともあり、7年目でも売らないという選択をする人は多いのです。平均年数を考えれば、それも当然だと言えるでしょう。

ちなみに現在の車に愛着があるという人もいます。そうした人は車検のタイミングで、しっかりと整備をしてもらうといいです。早めに整備をしておくことで、後々の故障リスクが低減できるためです。

車の買い替えにおすすめのタイミング

車検のタイミングに合わせて、車を買い替えるという人は多いです。ですがそれ以外にもおすすめのタイミングがいくつかあります。ここでは代表的な5のタイミングについて解説していきましょう。

車の買い替えにおすすめのタイミング

車検前に買い替えを考える

車

車検前に買い替えをする人が多いのには、実はいくつか合理的な理由があります。

  • タイミング的にわかりやすい
  • 車検を通さなくても査定額がさほど変わらない

という理由が大きなものでしょう。車検が切れる前というのはタイミングとしてわかりやすいので、時期を逃しにくいというのが大きな理由になります。そしてもう1つが重要なポイントです。

勘違いをしている人も多いのですが、実は車検を通したばかりなら査定額がアップするというのは間違いです。確かに車検期間が短い車よりも、査定額はアップします。ですが車検にかかる費用よりもアップすることはありません。

つまり車検を通してしまうと、赤字になってしまうのです。この点を考慮すれば、車検前に買い替えるのがコストパフォマンス的に良いのがわかります。

新型モデルが発売されるとき

話し合う男性と女性

現在の車を買い替えるのではなく、乗り潰すというのならリセールバリューを考える必要はありません。ですが車の買い替えをするとしても、新車購入の足しにしたいと考えるのなら、リセールバリューは大事です。

中古車市場においてリセールバリューに大きく影響するポイントがいくつかあります。

  • 走行距離
  • 新車登録からの年数
  • モデルチェンジ

この中で重視したいのがモデルチェンジです。国産車はだいたい4年~6年でモデルチェンジを行います。小さなモデルチェンジなら、そこまで急ぐ必要はありません。ですがフルモデルチェンジとなると話は別です。

旧型のモデルは大きくリセールバリューが下がり、新型車の価値が大きく上がるのです。逆にディーラーからすると、買い替え促進で特別なキャンペーンを行うので、絶好のチャンスだと言えます。

車の修理費が高額になってしまったとき

税金の計算をする男性

いかに大事に乗っていたとしても、車は故障することもあれば、事故に巻き込まれてしまうこともあるでしょう。そうした時に修理をして乗り続けるのか、買い替えるのかで悩む人も少なくありません。

  • エンジン関連などの修理で数十万円もの修理費用になった
  • 修理をしても安全上のリスクがある

などのようなケースでは、修理をするよりも買い替えた方が安くつくというケースも珍しくありません。ただ修理にかかる費用はピンからキリまであるため、先ずは見積もりをとって考えるといいでしょう。

ちなみに最近では国産車の売却ルートとして海外への転売を行う業者もあります。こうした業者の中では、事故現状車でも買取してくれるため、意外な高値で売れることもあるようです。

税金が高くなる前に

ノートPCで検索

車を買い替えるタイミングとしては、増税という点も見逃せません。サラリーマンの人ですと、会社が給料から税金を天引きしているため、身近に感じるのが消費税になるでしょう。

2021年現在では消費税は10%ですが、将来的には引き上げられる可能性が高いといえるでしょう。その場合に数パーセントの差であっても、車は金額が大きいだけに税金の支払いが変わってくるのです。

例えば国産車ですと200万円程度がスタンダードな乗り出し価格でしょう。この価格で10%の消費税なら20万円の税金がかかる計算です。

さらに税率がアップしたとして数万円~数十万円単位で高くなってしまいますので、増税のタイミングで買い替えるのもポイントです。

車のメンテナンス費用が高くなってきたとき

電卓で計算

車を買い替えるタイミングとしては、メンテナンスにかかる費用についても考慮しておくといいでしょう。このメンテナンス費用なのですが、基本的には長期間乗りたいという人向けの話です。

多くの人がメンテナンスと聞いてイメージするのは車検でしょう。この車検でも7年目くらいになると、部品交換費用が含まれてくるはずです。その交換費用が高くつくこともあります。

  • タイヤは4万円以上
  • ブレーキパッドは2万円前後
  • ハブベアリングだと10万円前後

数千円ですむような部品もあれば、このような高額になる部品もあります。そのためメンテナンスに費用がかかるようだと、買い替えるタイミングかもしれません。

車をすぐに買い替えるのはもったいない!メンテナンス次第で長く乗れる

税の計算

一昔前までは国産車だと10年が寿命とも言われてきました。ですが近年では製造技術が上がったことなどもあり、車の寿命までの平均年数も伸びているのです。

  • 普通車で13年程度
  • 軽自動車で14年程度

このように年単位で寿命も伸びているのです。そのため車を買い替える余裕がないという人は、10年以上乗っていたとしても問題ありません。ただし10年以上、同じ車に乗り続けるのなら、やはりメンテナンスはしっかりとしておきましょう。

例えばエンジンオイルなどのような少ない額ですむものは、定期的に交換しておくと車も長持ちします。消耗品はある程度交換しないと仕方ないのですが、長く乗るのなら定期的にメンテナンスするといいです。

車検の時ぐらいしかメンテナンスはしない、という人もいるでしょう。そうした人は10年程度を1つの目安にしておくといいかもしれません。

コスパ最適!お得な車の買い替え方法

ディーラーに車を引き渡す最中

では最後に車を買い替えるとして、お得な方法を紹介しておきましょう。

  • 中古車を選択肢に入れる
  • 資金に余裕があればリセールバリューの高い車を購入する
  • 決算前の2月~3月に購入する

住宅ローンやお子さんの進学費用などで家計に余裕がない、というような場合は中古車を選択肢に入れるのも良いです。最近では未使用車など状態の良い車もあるため、割安で車を購入できます。

資金に余裕があるのなら、リセールバリューの高い新車購入がおすすめです。

  • SUV
  • ミニバン
  • 軽自動車

などの中から以下のような点に注意して購入します。

  • 人気の高い車種とグレード
  • 人気の高いボディカラー
  • 人気の高いオプション装備

これらを揃えておけば、次回の買い替え時に高く車を売れます。決算期については、どの企業も追い込みをかける時期なので、多少の無茶をしても販売成績をあげるため、大幅な値引きが期待できます。

車の買い替え時には高額買取を狙って購入資金に

車の買い替え時、今乗っている車をできる限り高く売ることができれば、次の車の購入資金になり、選べる車の幅も広がるでしょう。

人によっては10万キロ前後などかなり長く走っている車などをお持ちで、「こんなの売れるのか?」と思っている方もいるでしょうが、実地の査定で確かめることをおすすめします。

車買取店にも様々なタイプがあって、業者ごとで欲しがっている車が違います。最近では事故車や廃車を専門とする買取業者も増えてきました。自分で車の価値を決めてしまうと、損をしてしまうかもしれません。

そのため、まずは所有する車にマッチする買取業者を探すことを考えましょう。ニーズがあれば、それだけ高値で査定してくれます。問題は、自分に合った店がどこなのか?ということですが、それを探すためにおすすめな方法が以下で紹介する一括査定サービスです。

車を高く売るなら
「車一括査定」がおススメ

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車一括査定の流れ

車一括査定サービスは、たった一度きりの申し込みで複数の買取店に査定依頼できるサービスです。

最大のメリットは、こちらが何もせずとも買取店同士が競合して査定額を吊り上げてくれるところ。

例えば5社競合した場合、各買取店は他の業者以上の買取額を提示しないと売主から選ばれません。業者間が自然に競合状態になるため、あなたは特に何もしなくても査定額がどんどん高くなっていきます。

  • 確実に高価買取を実現させたい方
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  • 時間と労力を費やしたくない方
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このような方に欠かせないおすすめのサービスです。

【2024年12月最新】車一括査定
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運営会社 リクルート MOTA ウェブクルー
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同時査定依頼数 30社 20社 10社
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編集部おすすめカーセンサー
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高価買取を狙うなら間違いなくカーセンサーがおすすめです。提携業者は1,000社を超え、大手中古車買取業者はほぼ網羅。

また、同時に査定依頼できるのが30社で業界最多。他の車一括査定もありますが、高価買取を目指すならカーセンサー以上のサービスは存在しません。

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  2. 車一括査定とオークション形式のハイブリッド
  3. 査定前にWEB上で最大20社が概算査定額を入札

「MOTA車買取」は車一括査定とオークションを合わせたサービス。申し込むと翌日18時に最大20社の買取店による概算査定額がWEB上に表示されます。

そのうち高額査定の3社だけが利用者と連絡できる仕組みです。

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ズバット車買取
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ズバット車買取は車買取業者として実績が長く、東証一部上場企業の運営という安心感があるサービス。大きな特徴は申込後スグに買取相場がわかることです。

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また、運営実績が長いため、実績のある買取店との提携から高価買取にも期待できます。

まとめ

手帳

車を買い替える平均年数についてまとめてみました。車を買い替える平均年数としては、年々伸びていて現在は平均して8.5年と言われています。ただしこの年数にこだわる必要はありません。

目安としてわかりやすいのは車検の時期でしょう。3年目と5年目ならまだリセールバリューが期待できます。

7年目が1つのターニングポイントになるでしょう。またそれ以外にもタイミングとしては、フルモデルチェンジや増税前などがあります。

この記事を書いた人

「もっと価値を見つける」をテーマに自動車の買取現場に立ち会い数多くの交渉を経験。現在は自動車買取メディアの立ち上げから運営、さらに自ら車売買を行うため古物商を取得(奈良県公安委員会 第641180000388号)。WEBメディアを通じて分かりにくいことを分かりやすく解説し、リユースに関する正しい知識を提供し、適切な判断ができるように情報を発信中。

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