チャイルドシートが装着されたままの車は、査定でマイナス評価を受けることがあります。
新品ではないチャイルドシートは安全面での懸念があり、査定業者にとってはリスクのほうが大きいため、プラス評価にはつながりません。(参照:国土交通省「チャイルドシート」)

さらに、長期間の使用によってシートに凹みや汚れが残っていれば、内装の状態が悪いと判断されて減額の対象になります。
この記事では、査定前にやっておくべき対処法やチャイルドシートの処分・売却方法まで、現場目線でわかりやすく解説しています。
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| 車の査定のマイナスポイント (クリックすると詳細に飛びます) | |
|---|---|
| 項目 | 詳細記事 |
| 外装 | キズやへこみ |
| バンパーの修理・交換 | |
| ステッカー | |
| 内装 | シート汚れや破れ・タバコの穴 |
| ペットの毛や臭い | |
| 本記事 | |
| 走行距離 | 車査定に響く走行距離の目安 |
| 修復歴 | 車買取で修復歴・事故歴あり |
| 機関系 | バッテリー上がり |
| エアコンの故障 | |
| 装備・書類 | ホイール |
| カーナビ | |
| ETC | |
| 修理前提 | – |
チャイルドシート装着は査定額のプラス要素にならない

チャイルドシートが装着されていても、査定額が上がることはありません。
チャイルドシートをそのまま付けておいたほうが査定に有利になると思ってしまいがちですが、実際には評価に影響しません。
車査定を行う業者は、チャイルドシートが付いていることによるリスクを重視します。
さらに中古品である場合、不具合が起きやすく、評価されにくい傾向があります。
チャイルドシートが与える影響はマイナス評価
チャイルドシートが装着されたままだと、査定でマイナス評価を受ける可能性があります。
査定額が下がる理由としては、次のようなものがあります。
- 正常に作動しないリスク
- 車のシートの傷み
チャイルドシートは、子どもの命を守る大切な製品です。先述したとおり、中古のチャイルドシートは品質を確認するのが難しく、不安要素になりやすいといえます。
どこかが破損している可能性もあり、保証書などがなければ安全性の面でも安心できません。
次に車を使用する人にとっても、中古のチャイルドシートは不安要素となり、使いたがらないことがほとんどです。
使用によって車のシートが傷んでいる場合もあります。特に特定の部分が経年劣化によってこすれていたり、へこんでいたりするケースが見受けられます。
加えて、お菓子の食べかすやジュースなどによる汚れが原因で、査定額が下がってしまうこともあるため注意が必要です。
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車買取・査定前にはチャイルドシートを外そう

車査定を受ける前には、チャイルドシートを取り外しておくのが理想です。
シートの状態を査定士が確認する際、できるだけきれいな状態にしておくことが重要になります。
そのためにできる対策として、以下のような方法があります。

1. チャイルドシート下の汚れを掃除
チャイルドシートを外したあとの座面は、想像以上に汚れていることがあります。
具体的には、以下のような汚れが付着しているケースがあります。
- お菓子の食べかす
- ジュースのシミ
子どもが飲んだジュースやミルクがこぼれていたり、細かいゴミが入り込んでいたりする可能性もあります。

車査定を受ける前に、必ずチャイルドシートを外して、その下を丁寧に掃除しておくようにしてください。
食べかす以外にも、ホコリや塵がたまっていることもあります。
掃除の手順としては、まず掃除機で大まかな汚れを吸い取りましょう。
特に背もたれと座面の隙間にはゴミが溜まりやすいため、丁寧に掃除機をかけてください。
その後、台所用洗剤を染み込ませた雑巾で、シミのある箇所などを拭き取るときれいになります。
2. チャイルドシートの跡がつかないように防止
チャイルドシートは意外と重く、長期間つけっぱなしにしていると、座面に凹みや型崩れが残ってしまいます。
こうした跡は「内装の劣化」として査定でマイナス評価になることがあるため、できるだけ防ぐことが大切です。
対策としては、シートとの接地面にタオルを敷いたり、専用の保護マットを使ったりする方法が効果的です。
ただし、厚みがありすぎる市販のクッションを使うと、純正シートの形状が変わってしまい、逆に減額される可能性もあるため注意が必要です。
また、こまめにチャイルドシートを取り外して、跡が定着する前に休ませることもひとつの予防策になります。
普段から内装に気を配っておくことで、査定時の印象は大きく変わります。
3. チャイルドシートの跡を直す
チャイルドシートを長期間つけたままにしていると、その部分に継続的な荷重がかかってしまい、シートがへこんでしまうことがあります。
まずは、できるだけ早めにチャイルドシートを外し、自然な復元に任せるのが基本です。
数週間前から外しておくことで、時間とともにクッションが元の状態に戻っていくケースも少なくありません。
凹みが目立つ場合は、蒸しタオルやスチームアイロンの蒸気を軽く当てて繊維をほぐし、手のひらでやさしく押し戻す方法が有効です。
仕上げにドライヤーの弱風を使えば、湿気を飛ばして形を整えることができます。
いずれも強くこすったりせず、シートを傷めないように丁寧に行うのがポイントです。こうしたひと手間で、内装の印象を改善し、減額リスクを防ぎやすくなります。

マイナス評価を気にせず高く売りたい方はこちらの体験談をご覧ください。
残ったチャイルドシートはネットやリサイクルショップで高く売る
査定時に取り外したチャイルドシートを、そのまま捨ててしまうのは非常にもったいないことです。
処分方法がわからず粗大ゴミとして出してしまうと、余計な費用がかかることもあります。
以下の方法で売却することが可能です。
- リサイクルショップに売る
- フリマアプリで売る
リサイクルショップでは高値はつかない場合もありますが、いくらかの買取価格は期待できます。
フリマアプリを活用すれば、人気メーカーの製品や状態の良いものに関しては、意外なほど高く売れることもあります。
人気ブランドのチャイルドシートで、説明書などの付属品が揃っていれば、数万円で売れるケースもあるため、査定後はこうしたルートでの売却も検討してみてください。
まとめ|チャイルドシートは査定前に外しておくのが基本
チャイルドシートが装着されたままの状態では、車の査定額にプラスの影響を与えることはありません。
むしろ、シートの凹みや汚れ、中古チャイルドシート自体のリスクが評価を下げる要因となります。こうした減額を防ぐためには、事前のひと工夫が大切です。
これまでのポイントを振り返ると、次のような点がとくに重要でした。
- チャイルドシートは査定前に必ず取り外しておく
- 装着跡の凹みや汚れがあるとマイナス評価につながりやすい
- 子どもが食べこぼしたお菓子や飲み物のシミも査定額に影響する
- 使用済みのチャイルドシートはネットや店舗で売却できる場合がある
とくに注意したいのは、シートの凹みや汚れが「チャイルドシートを使用していた証拠」として残ることです。
評価を落とさないためには、次のような準備を早めに進めておきましょう。
手放す前の準備は以下の流れで進めるとスムーズです。
できれば査定日の数週間前には外しておき、自然に凹みが戻る時間を確保します。
掃除機で食べかすやホコリを吸い取り、台所用洗剤を使ってシミ汚れもきれいに拭き取ります。
状態が良いものであれば、リサイクルショップやフリマアプリを活用して現金化するのもひとつの方法です。
車の内装は査定で細かくチェックされるポイントのひとつです。チャイルドシートを使用していた痕跡が残っていると、思わぬ減額につながることもあります。
きれいな状態で査定を受けるためにも、早めの準備と丁寧な掃除を心がけましょう。
チャイルドシートの処分にも無駄なく対応すれば、買取価格も気持ちよく受け入れられるはずです。

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