車査定は純正ホイールが有利？それとも社外品？意外と知らない事実！

車査定をしてもらうときに、純正ホイールを付けておいた方が有利なのでしょうか。エアロやマフラーは純正のほうが高評価になるので、純正ホイールの方が良いと思うかもしれません。

実はホイールの場合はそうとは言い切れないのです。

ホイールに関する査定には、意外と知らない事実が隠されていました。

純正ホイール・社外品も中古車査定時の評価対象になる

中古車の査定の時には純正ホイールだけではなく、社外品ホイールも評価対象となります。

純正ホイールは信頼性が保証されているので、当然のことながら評価対象となります。しかし、社外品ホイールでもプラス買取査定をしてくれることがあるのです。

どうして社外品でもプラスになるのでしょうか。

• 有名メーカーだから
• インチアップが人気だから

有名メーカーのホイールは品質が保証されているので評価が高いです。インチアップされている車は買い手が付きやすいので、高評価になることがあります。

【根拠】アルミホイールの評価基準はJAAIに基づく

ホイールの径	19以上	18
1本分の価値減点	12点(‐12,000円)	10点(‐10,000円)
1本分の交換点数	47点(‐47,000円)	38点(‐38,000円)

上記の表は交換が必要な場合の点数基準となります。

次にプラス査定の評価基準を見てみましょう。

インチ＼年もの	当･1年	2･3年	4･5年	6年～
19以上	90点(+90,000円)	70点(+70,000円)	50点(+50,000円)	30点(+30,000円)
18	80点(+80,000円)	60点(+60,000円)	40点(+40,000円)	20点(+20,000円)

オプション装備をしていた場合、上記の表のとおりにプラス査定になります。もちろん、傷などの状態にもよりますので、あくまでも参考程度にしておいてください。

純正ホイールがないと減額対象？純正ホイールはとっておく

注意しておきたいのは、純正ホイールは常に必要だという事です。どんなに有名メーカーの社外品ホイールを付けていても、純正ホイールがあったほうが有利です。

なぜなら車買取の業者は、純正がないことを減額理由にするからです。業者としては何とか安く車を買いたいと思っています。何らかの減点理由があれば、何でも見つけてマイナス評価としていきます。

【種類別】査定に影響するアルミホイール

車査定をする時に、どんなアルミホイールが評価の対象となるのでしょうか。それぞれの種類や査定のポイントについて解説していきます。どれくらい査定に影響が出るのかも説明します。

【純正ホイール】最も評価が高いため査定額UP(＋)

純正ホイールは一番評価が高くなります。特にどのような点が高評価のポイントになるのかと言うと、

• 良好なコンディション
• オプションホイール

良好なコンディションだとプラス評価になりやすいです。傷がほとんど付いていない場合や、ブレーキすすのシミが付いていないことがチェックされます。

純正オプションで選ばなければ付けられないホイールも、高評価になることがあります。査定員が気づいていないような場合には、さりげなくオプションで選んだホイールであることをアピールしてみましょう。

【社外ホイール(ブランド)】品質が良く人気商品は査定額UP(＋)

有名ブランドの社外ホイールの評価ポイントは、

• エクステリアデザインにマッチしているか
• 人気ブランドか

社外品を付けていてもエクステリアデザインにマッチしているなら、プラス評価となります。ボディとの相性が良い見た目なら査定員の印象が良くなります。

ワンサイズ程度のインチアップなどは格好良いので評価が良いです。またホイールのブランドが人気かどうかも大切です。

【社外ホイール(無名･格安)】査定額に影響なし(＋－)

無名だったり格安ホイールだったりするときは、買取査定額に影響はほとんどありません。もし純正ホイールを持っていなければ、マイナス査定になることがあります。

どんなホイールは注意すべきか。

• スタッドレスタイヤのセット品
• ネットショップの格安品

スタッドレスタイヤとセットで売られているようなホイールは査定ポイントになりません。

【社外ホイール(改造品)】幅太･インチが大きいものは(－)

改造品と見られるホイールはマイナス評価されることがあります。どのようなホイールが減額になるかと言うと、

• 極端に幅が太い
• 極端にインチサイズが大きい

あまりに幅が広くてボディの外に出てしまっているようなホイールは要注意です。悪目立ちしすぎて買い手が付かないですし、車検が通らないリスクもあります。威圧感がありすぎる製品は評価が悪くなります。

インチサイズが大きすぎるものは、ボディに当たってしまうことがあるため減額になります。

車の買取査定時は評価が高い”純正ホイール”に戻すのが無難

車の買取査定の時には、確実に評価してもらえる純正ホイールに戻しておくのが無難でしょう。

よほど有名ブランドのホイールでない限りは、純正ホイールにしておくのが安心です。車査定の時に好まれるのは基本は純正品です。

ホイール以外のパーツでも純正品はマイナス評価にはなりません。

ディーラーへ下取りに出すときなどは、社外品が付いていると引き取ってもらえないこともあります。引き取ってくれても、かなり減額されてしまうこともあります。

社外品ホイールがもしかしたらプラスになるかもしれないと思うときには、査定員にそのホイールを見せてください。車には純正を付けておいて、社外品を横に置いておき、査定員にチェックしてもらいましょう。

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車査定と純正ホイールまとめ

車査定と純正ホイールについてまとめると、以下の通りです。