車下取りの売却時はガソリン満タン?抜くのはアリ?損しない全知識!

車下取りのサービスを利用する場合、ガソリンをどうすべきかよくわからない人もいるでしょう。レンタカーの返却時はガソリンを満タンにすると良いですが、車下取りであれば満タンにしてもあまり意味がないでしょう。
無理してガソリンを入れておく必要はないため、損をしないように注意しましょう。また査定額を上げるための6つの方法と裏ワザもあるため、不要となった車の現金化で成功を収めたい人は是非とも記事の内容をチェックしてみてください。
車下取りの売却時のガソリン満タンは”損するだけ”
たとえばレンタカーや代車のように車を借りた場合、返すときに元の状態にしておかないことは業者に失礼でしょう。しかし車下取りの場合、以下のように状況が異なります。
- 車を借りるのではなく売却のために出す
- 車はガソリンが満タンではなくても運転はできる
- 車下取りでは使える状態であることが重要
車を使える状態にすることは、ガソリンを満タンにするという意味ではないでしょう。そもそも下取り時の査定では、以下のポイントが関わります。
- 車の状態
- モデル
- メーカー
- 走行距離
ガソリンの量によって左右されるのではなく、商品としてどのような状態であるかが重要なのです。そのため満タンにすることでプラス査定となるわけではなく、ガソリン代だけ損をしてしまうでしょう。
下取り時に残すべきガソリンの目安も決まっていない
ガソリンの残量 | 備考 |
---|---|
1メモリ程度 | ◎(少し余裕のある程度がおすすめ) |
給油ランプがギリギリ点かない | ○(調整ができるなら問題なし) |
給油ランプが点いた状態 | △(点いてすぐぐらいなら問題なし) |
スッカラカン(動かない状態) | ×(業者次第で変わる) |
実は残すべきガソリンの目安は特に決まっておらず、必要最低限の量があれば十分なのです。上記した通りガソリンが満タンにあるからといって評価されるわけではないため、残量は1メモリ程度でも良いかもしれません。
全然入っていないスッカラカンの状態で出す人もいるかもしれませんが、念のため1メモリ程度は残しておくことをおすすめします。
車買い替え前にガソリンを入れ替え・抜くのもアリ
車下取りのために満タンのガソリンが邪魔になる場合、買い替え前に入れ替えしても良いでしょう。
査定日の2週間ほど前からガソリンの補給を1,000円分ずつにする、など補給量を限定させる方法もおすすめです。この方法で必要最低限の補給だけを続けていれば、たとえ損になったとしてもその額は限られるでしょう。
ガソリンがたくさん入っていても下取り査定額に変化ナシ
車下取り時のガソリンが満タンであっても、車の状態が悪ければ査定額は期待できません。反対にガソリンが1メモリ程度しかなかったとしても、状態が良く走行距離も少なければ思わぬ高額買取が期待できるのではないでしょうか。
査定額においてガソリンの残量は大きなポイントとはならないため、それよりも他の状態や走行距離などに注目すると良いです。プラス査定を狙ってガソリンを入れる行為は、お金を無駄にするためやめておきましょう。
損しない!下取り査定額を驚くほど上げる『6つの方法と裏ワザ』
車下取りで損をしたくない人は、ガソリンの残量よりも査定額を上げる方法に注目すべきです。下取り査定額を驚くほど上げる6つの方法と裏ワザを紹介しますので、マスターして高額買取を目指してみてはいかがでしょうか。
【1】下取りは今の車と同じメーカーがいい
特定のメーカーが好きでこだわる人もいますが、車下取りでも今の車と同じメーカーを選ぶことをおすすめします。下取りを行うディーラーは同じメーカーの車の販売ルートを確保しており、バラバラではない方が好都合であるためです。
販売ルートが確保しやすくなるとディーラーに余裕が生まれ、査定額が上がる場合もあるのです。ディーラーによっては販売ルートの幅を広く確保しているところもありますが、念のため事前に連絡してチェックすると確実です。
【2】洗車・車内清掃は最低限する
汚れが付着していると査定時に影響する場合もあるため、洗車や車内清掃は行うべきです。ただし以下のような注意点があるため、意識しながら行ってください。
- 査定額に大きく影響するわけではない
- 傷が増えることを避けるために過剰な洗車はしない
- 車内の臭いが気になる場合は防臭剤を使う
車下取りの査定スタッフも人間であるため、先入観や車を見て感じたイメージに影響される可能性があります。
【3】下取り査定額の希望価格を高めに設定する
車下取りの営業マンは上司からの方針に従い査定額を決めるため、こちらの要求が優先されるとは限りません。ディーラー側にも都合があり自分たちの都合を考えるため、希望価格を伝えてもそれより安くなる可能性もあります。
希望価格を伝えてもそれより安く買い叩かれてしまうのであれば、最初から高めに伝えてしまうと良いでしょう。これなら営業マンがこちらの希望価格より低い提示をしても、結果的に希望通りとなるかもしれません。
【4】可能な限り社外品から純正品に戻す
純正品に戻した方が査定額が上がりやすい理由ですが、以下の通りです。
- 社外品の好みは人それぞれ異なる
- 純正品で統一されていなければマイナスになる場合もある
- 社外品を取り付けるために取り付け穴を開けるとマイナスになる場合もある
もし社外品を取り付けている場合、車下取りに出す前に元に戻しておきましょう。できるだけ統一感があり車に穴が開くなどの変化がない方が、状態の良さを評価されて査定額が上がりやすいでしょう。
【5】車下取りの時期は需要が高まる『3月』がベスト
査定額が最も上がる時期は、車の需要と大きく関係します。車の需要は時期によって変化しますが、ベストなのは3月です。3月を終えて4月に入ると年度が変わり、新しい生活が始まる人もいることが関係しているのかもしれません。
そしてモデルチェンジがあることも、査定額に影響を及ぼすはずです。
【6】『ディーラー下取り額VS買取専門店の査定額』比較交渉
下取り査定額を驚くほど上げる裏ワザとして、車一括査定で見積もりを取るという方法があります。車一括査定とはインターネット上で利用できるサービスであり、複数の買取専門店の情報をチェックできることがメリットです。
利用者が1人現れれば、複数の業者はその1人を巡ってライバルとの差を広げようとするでしょう。
車下取りのディーラーにのみ頼るのではなく、買取専門店で査定を受けることもおすすめです。そもそもディーラーは中古車の買取がメインではないため、買取専門店のように高い査定額を提示してくれるとは限らないのです。
そして利用者が他の店舗に流れれば自分たちの利益が減り、ライバルとの競合に負けてしまう可能性も出てきます。買取専門店の査定額を比較させて交渉を持ちかければ、ディーラーは必死になり車下取りの査定額を上げるかもしれません。
【裏ワザ】買取専門店を競合させる車一括査定で見積もりを取る
まとめ
車下取りではガソリンの残量はポイントとならないため、お金をかけて満タンにしておく必要はありません。必要最低限の量があれば良いため、車の状態をチェックして査定額が上がるかどうかを重視することをおすすめします。
そして下取り査定額を上げるためには、記事の中で紹介した6つの方法と裏ワザを意識してみてください。特に車一括査定は一度に複数の買取専門店の情報をチェックできるため、比較した上で信頼できるところを探してみましょう。