10万キロ超えの中古車は購入してもOK!買うときのコツ&メリ・デメ!

車

車は決して安い買い物ではありません。そのため中古車を購入しようと考える人も多いでしょう。そんな中古車でも値段が大きく下がってくるのが、走行距離10万キロ超えの車です。

値段を下がっているのは嬉しくても、走行距離が10万キロ超えともなると買っても大丈夫なのと疑問に思うかもしれません。

そこで走行距離が10万キロ超えの中古車は購入しても大丈夫なのかについて詳しく調べてみました。

市場に出回らない新古車(未使用車)・中古車を探す方法
非公開の新古車・中古車を探す方法

決して市場に出回らない「非公開車両」を見つける方法が存在します。それは希望の車を探してくれる「ズバット車販売」を利用するというもの。

「ズバット車販売」はネクステージ運営の中古車提案サービス。国産車は3ヵ月または3,000km、輸入車は1ヵ月/走行距離無制限の保証が無料で付帯されます。

以下のように伝えるのがコツになります。

  • 新車とほぼ同じ状態の新古車(未使用車)を希望
  • 走行距離が3000km未満、もしくは5000km未満がほしい
  • 予算は150万円、N-boxの新古車がほしい
ズバット車販売
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目次

走行距離10万キロ超えの中古車は購入しても大丈夫

車

そもそも走行距離が10万キロ超えの中古車は、購入しても大丈夫なのでしょうか。結論からお伝えしますと、問題のない車が多いと言えます。もともと車の寿命として、走行距離10万キロという目安がありました。

この目安が言われていたのは、既に一昔も二昔も前の話です。安全性能や走行性能を高めていく中で、非常に高い精度を求められるようになり、その結果として車の耐久度も高くなっているためです。

  • 営業車などは10万キロオーバーが当たり前
  • 海外では古い国産車が碌なメンテナンスもなく20万キロオーバー

というような実例が実際にあるのです。そのため走行距離が10万キロ超えといっても、特に問題がないというレベルの車が多くあります。ただし部品交換などメンテナンスを行なうのが前提だと考えてください。

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ただし走行距離10万キロ超えになると重要な部品交換が増えてくる

車

走行距離10万キロ超えの中古車は、購入しても問題のないレベルの物が多いです。ただし重要な部品の交換など、メンテナンスを行なう場面が出てくるでしょう。エンジン周りの部品で言えば、以下のようなものがあります。

  • セルモーター
  • オルタネーター
  • ラジエターホース
  • センサー類

などはそこまで耐久性が高くなく、走行距離10万キロあたりが交換の目安とされているのです。他にもいくつか修理になりやすい部品があります。

  • エアコン
  • オイルダンパー
  • ゴムブッシュ

などのような部品が悲鳴をあげてくるのが、だいたい10万キロ程度だと言われています。特にエンジン関連や足回り関連に部品が多く、これらは修理費用が10万円単位となることも珍しくありません。

走行距離10万キロ超えの中古車を購入するメリット・デメリット

話し合う男性と女性

走行距離10万キロ超えの中古車は購入しても大丈夫なことはお伝えした通りです。次に購入することによる、メリットとデメリットも確認します。どちらも知った上で、メリットが上回るようなら購入の選択をしても良いでしょう。

走行距離10万キロ超えの中古車を購入するメリット

では走行距離10万キロ超えの中古車を、購入するメリットから考えてみます。

  • 販売価格が安い
  • メンテナンス次第ではまだまだ乗ることができる

最大のメリットと言えるのは、やはり価格が安価である点でしょう。基本的に中古車の価格は年式と、走行距離に大きく影響を受けます。走行距離は10万キロを超えると、過走行車という扱いになって大きく販売額が下がるのです。

そのため狙っていた車が、予想外の安値で手に入るかもしれません。ですが実際には先述したように、メンテナンスの必要はあっても致命的に乗れないレベルにはなっていないのです。

ですので定期的にメンテナンスをすれば、まだまだ乗ることができます。こちらも大きなメリットになるでしょう。

走行距離10万キロ超えの中古車を購入するデメリット

虫眼鏡を覗く男性

では反対に走行距離が10万キロ超えの中古車を購入するデメリットを確認します。

  • 保証が切れている可能性が高い
  • 故障するリスクが高い
  • リセールバリューがほぼない

新車を購入したことがある人ならわかるのですが、新車登録から5年までは10万キロというのが保証のラインとなっています。そのため10万キロ超えの中古車は、基本的にメーカー保証が使えません。

そのためエンジン関連など、高額な修理費が必要となる部品が壊れたとしても、すべて自腹で賄わないといけないのです。下手をすると数十万円単位で修理費用がかかる場合もあるでしょう。

部品が故障するリスクも高くなってきます。だからこそ中古車市場では、さほど評価がされないのです。つまり10万キロ超えの中古車を乗り換えるといった時に、ほぼリセールバリューを期待することができません。

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走行距離10万キロ超えの中古車を買うときの『4つのコツ』

メモをする男性

次に走行距離10万キロ超えの中古車を購入する時のポイントを見ていきます。チェックポイントはいくつかあるのですが、ここでは代表的な4つに絞って詳しく解説していきます。

走行距離10万キロ超えの中古車を買うときの『4つのコツ』

【コツ1】異音や異臭などの確認

本革のシート

中古車を購入する前には必ず試乗をさせてもらいましょう。試乗をすることでわかるポイントも多いからです。特に注意したいのが異音がするかどうか、また車内に異臭があるかでしょう。

エンジン関連で何らかのトラブルが起こっていると、必ずおかしな音がするはずです。車に詳しくない人でも、異音があるとわかるでしょう。こうしたエンジンは、後になってトラブルが起こる可能性が高いです。

また異臭がするかどうかも確認します。例えば車内にのった時になにか変な臭いがある、という場合はその原因を追求してください。例えば水没車などであれば、車内にカビが生えているかもしれません。

他にも前オーナーがペットを飼っていた、喫煙者だったなどの可能性があります。車内の臭いは取れずに残るものなので、十分に注意しておきましょう。

【コツ2】修復歴を確認

マニュアル書

中古車を選ぶ時には、整備記録を確認しましょう。この中に修復歴がありとなっている車は要注意だと考えてください。中古車業界において修復歴というのは、ただの事故からの修理ではありません。

車の骨格にあたるフレームを損傷した時につけられるものです。むろん販売店で売られている車は、一見して修復がわからないレベルで修理がされます。それでも100%直るわけではないのです。

結果として修復歴があると、後にトラブルを起こすリスクが高くなります。ですのでいくら価格が割安でも、修復歴ありの中古車は選ばない方がいいでしょう。

最近では修復歴がないだけではなく、コストパフォマンスの良い車が増えていますので、購入はしやすいはずです。

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【コツ3】タイミングベルトが交換されているか

車の査定にきた業者の男性

中古車を購入する前には、ボンネットの中を開けて確認したい項目があります。それがタイミングベルトが交換されているかどうかです。タイミングベルトは、エンジンの回転に必要なシャフト同士のタイミングを連動させるものとなります。

車にとって必要不可欠なパーツであり、その交換には修理費用も高い部類に入ってくるのです。

  • タイミングベルトの本体費用が5000円程度
  • タイミングベルトの交換作業は4万円~5万円が相場

ある程度の額がかかるパーツですので、交換されて新しい物になっているのなら、その中古車はお買い得だと言えるでしょう。逆に古いタイミングベルトなら、自腹で買い替えないといけないリスクが高まります。

【コツ4】定期点検記録簿の記録をチェック

法律について説明する男性

最後に定期点検記録簿のチェック方法を確認しておきましょう。

  • どの工場で点検を受けていたのか
  • 部品交換をしているのか、しているのならどんな部品か
  • オイル交換の頻度

この3つについては、必ず目を通すようにしてください。車の整備というのは、どの工場で行なっても同じと思う人もいます。ですが重要なパーツについては、認証工場や指定工場でないといけません。

そのため認証工場や指定工場で、整備をされているのか確認しましょう。また部品交換などの情報も記載されているため、どんな部品を交換しているのもチェックしておきましょう。またいつ頃交換したのかもメモしておくといいです。

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まとめ

車

10万キロ超えの中古車を購入しても大丈夫なのかについてまとめました。走行距離10万キロは、中古車業界において1つの目安となっています。

最近の車は耐久性が向上したこともあり、10万キロ超えでも現役の車は少なくありません。特に途上国へ輸出された中古車などは、20万キロを超えても走っています。

実例があるため、10万キロ超えが中古車の寿命ではありません。ただ部品故障のリスクが増えてくる数字なので、その点も考慮して購入するのか検討してください。

この記事を書いた人

「もっと価値を見つける」をテーマに自動車の買取現場に立ち会い数多くの交渉を経験。現在は自動車買取メディアの立ち上げから運営、さらに自ら車売買を行うため古物商を取得(奈良県公安委員会 第641180000388号)。WEBメディアを通じて分かりにくいことを分かりやすく解説し、リユースに関する正しい知識を提供し、適切な判断ができるように情報を発信中。

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