中古車の査定では、ボディに傷があるかどうかで評価が変わるのは事実です。
ただし、すべての傷が減額対象になるわけではありません。

小さな擦り傷は査定に響かないことも多く、逆に深いへこみや塗装剥がれは数万円単位で下がることがあります。
この記事では、傷の大きさや深さ、位置ごとの減額目安を具体的に整理し、査定前に直すべきかどうかの判断や、損を避ける対策まで丁寧に解説しています。
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| 事故歴&修復歴や改造がない | 車買取で修復歴・事故歴あり |
| 車検が残り3ヶ月以上残っている | 車検切れでも車は売れる |
| 外装・内装の傷や凹みがない | 本記事 |
| エンジンや足回りの状態 | – |
| 人気ボディカラー(白・黒・シルバー) | 車査定は色の違いで変わる |
| 走行キロ数が標準(1年1万キロが標準) | 車査定に響く走行距離の目安 |
| ABS・サンルーフ・カーナビなどの装備が充実 | 車査定でサンルーフは査定額UP |
| 本革シートの有無と状態 | 本革シートは買取額UPの鉄板オプション |
| アルミホイールの有無 | 純正ホイールが有利?それとも社外品? |
| タイヤの残り溝が1.6mm以上(スリップサイン) | 車査定でタイヤの影響はほぼナシ |
| ワンオーナー | ワンオーナー中古車 |
| 禁煙、子供の有無、腐食等 | シート汚れや破れやタバコの穴 |
| ペットは車査定で100%悪影響 | |
| 必要書類が全部揃っている | 中古車購入は記録簿をチェック |

表内の内容をまとめた解説は『車買取でプラス査定になる【全13ポイント】査定士が見るのはココだ!』をご覧ください。
車の傷が査定額にどれだけ影響するかの結論


中古車の査定では、車体についた傷の有無やその程度によって、査定額に差が出るのは事実です。
ただし、すべての傷が大きな減額につながるわけではありません。
実際の査定では、傷の大きさや深さ、場所などが総合的に見られ、状態によっては影響がほとんどないケースもあります。
気にすべき傷とそうでない傷
ここでは、どのような傷が減額対象になるのかを具体的に分類しながら、読者が気にすべき傷とそうでない傷を見極められるよう整理しています。
1. 小さな擦り傷や浅い線傷「査定額にほとんど影響しない」
車体表面にできた小さな擦り傷や、爪で引っかいたような浅い線傷は、査定額に与える影響がごくわずか、もしくはまったくないことが一般的です。
特に再塗装や板金を必要としないレベルの軽微な傷であれば、実際の買取現場では減額対象に含めない業者も多く存在します。
編集部でN-BOXを売却した際も、リアバンパーに横方向の擦り傷がありましたが、査定時にはとくに指摘されず、最終的な買取価格も影響を受けませんでした。
こうした傷は、見た目には気になっても、再販時に大きな問題とされにくいため、減点評価がつかないことがあります。
2. バンパーやフェンダーのガリ傷「減額が目立つようになる」
バンパーやフェンダー部分にあるガリ傷や擦れ跡は、査定時に減額対象として明確に評価されるケースが多くなります。
特に、傷の範囲が広かったり、下地が見えるほど塗装が剥がれていたりすると、「外装評価」に影響を与え、数千円〜数万円程度の減額につながる可能性があります。
とくにバンパーやフェンダーは車の印象を大きく左右するパーツであり、査定員も目立つ傷には注目しやすくなります。
再販時に補修が必要になると判断されれば、その分の費用を見込んで査定額に反映されるため、目立つ傷ほど金額差が出やすいポイントです。
3. へこみや塗装剥がれが深い傷「査定額が大きく下がる」
ボディにへこみがある場合や、塗装が大きく剥がれて地金が見えているような傷は、査定時に確実に減額対象となります。
こうしたダメージは見た目の問題にとどまらず、再販前に板金や再塗装といった本格的な補修が必要になるため、その費用がそのまま査定額に反映されるケースが一般的です。



たとえば編集部では、GLCを売却した際にリアフェンダーに目立つへこみがある状態で査定を受けたことがあります。
そのときは補修費用が高く見積もられた影響で、同条件の車両に比べておよそ5万円ほどの減額提示を受けました。
このように、深い傷やへこみは「どこまで修復が必要と見なされるか」によって査定額に大きく差が出ます。また、パネル交換が必要と判断された場合は減額がさらに大きくなる傾向があります。
査定で見られる傷の基準と減額目安


実際の車査定では、ただ傷があるかどうかではなく、その「程度」や「場所」によって評価が大きく変わります。
JAAI(日本自動車査定協会)の基準では、傷の長さ・深さ・部位ごとにある程度の目安があり、一定以上の損傷があると「査定評価点」に反映されます。
一般の方にはなじみのない基準ですが、どの程度の傷でどれくらいの減額になるかの目安を知っておくことで、無用な不安や損失を避けることができます。
査定現場で注目されやすい基準
ここでは、傷の深さや大きさによる違い、部位ごとの減額傾向、そして査定員が見逃しにくいポイントなど、実際の査定現場で注目されやすい基準をわかりやすく整理します。
1. 傷の深さと大きさごとの査定評価ポイント
車査定において、傷があるだけでは即減額にはつながりません。査定員が重視するのは、その傷の「深さ」と「大きさ」です。
たとえば、軽く擦れただけで表面にうっすらついた程度の傷は、ほとんどのケースで減額対象にはなりません。
| 傷・へこみの大きさ | 減額の目安 |
|---|---|
| 1cm未満 | 影響なし |
| 1cm以上カードサイズ未満(1cm~9cm未満) | -1万円 |
| カードサイズ以上A4サイズ未満(9cm~30cm未満) | -1.5万円 ~ 4万円 |
| A4サイズ以上(30cm以上) | -2万円 ~ 8万円 |
| パネル面積の1/2以上 | -6.5万円~18万円 |
逆に、爪が引っかかるほどの深さがあったり、10センチ以上にわたって広がるような傷になると、査定評価に影響が出てきます。
深さについても「塗装面のみの擦り傷」か「下地まで到達しているか」によって、補修の必要性が変わるため、減額幅にも差が生まれます。
こうした基準は業者によって差があるため、1社だけで判断せず、複数の業者に見てもらうことで損しない判断がしやすくなります。
2. パーツ別(バンパー下・ドア・ボンネット)の減額感
車体のどの部分に傷があるかによっても、査定額への影響度は変わります。
査定員は傷の目立ちやすさ、補修のしやすさ、再販時の印象といった観点から、部位ごとに評価の重みを変えているのが実情です。
たとえば、バンパー下のガリ傷は見た目の印象に影響しにくく、軽度であれば減額されないケースが多く見られます。
一方で、ボンネットやドアの中央付近にある傷は目に付きやすいため、査定上のマイナス要素になりやすい傾向があります。



特にドア部分のへこみや長い線傷は再塗装や板金が必要になる可能性が高く、減額額も大きくなりがちです。
再販時に購入者の目に最も触れる場所であるため、補修前提で評価されることが多くなります。
また、ルーフやトランクまわりは、汚れで隠れていることも多く、査定時には見落とされやすい反面、発見された際にはしっかり評価に反映されます。
洗車をしておくことで状態がはっきりし、業者ごとの評価の差も見極めやすくなるため、事前の清掃は効果的です。
3. ホイールのガリ傷や見落としやすい傷の評価
車の査定では、ボディ以外にホイールの状態も見られています。
特にアルミホイールにできたガリ傷や削れは、見た目の印象を下げる要因となるため、内容によっては査定額に影響を与えることがあります。
ただし、走行に支障がないレベルの軽微な傷であれば、減額はわずかにとどまるのが一般的です。
ホイールのガリ傷は、縁石との接触などで起きやすく、特にフロント側に集中していることが多く見られます。
編集部がGLCを売却した際にも、右前ホイールに1センチほどの削れがありましたが、「走行に問題ない傷」とされ、査定額にはまったく影響しませんでした。
一方で、複数箇所にわたる広範囲なガリ傷や、ホイール全体が劣化しているような状態では、補修または交換が前提と見なされ、数千円〜数万円単位の減額になるケースもあります。
また、ホイールに限らず「見落としやすい場所にある傷」には注意が必要です。
たとえばサイドステップの裏側やリアゲートの下部など、普段はあまり目にしない部分も査定員はしっかりチェックしています。
とくに査定前に洗車をしていないと、汚れで傷が隠れたままになることがあり、あとから発見されると印象が悪くなることもあるため、事前の準備が重要です。
車を売る前に傷を直すべきかの判断基準


車に傷がある状態で売却を考えるとき、多くの方が「修理してから出すべきかどうか」で迷います。
しかし結論から言えば、傷の修理を事前に行うべきかどうかは、傷の状態と修理費用、そして査定額への影響を照らし合わせて判断する必要があります。
修理すべきケースとそうでないケースの見極め方
この章では、修理すべきケースとそうでないケースの見極め方、補修方法の違い、そして査定への影響について、判断に役立つポイントを具体的に整理していきます。
修理代と査定額の差を比較した判断ポイント
車の傷を直してから売るかどうかを判断するうえで、最も重要なのは「修理にかかる費用」と「その傷による査定額の減額幅」のバランスです。
一般的に、修理費用が減額額を上回るのであれば、修理せずそのまま査定に出す方が金銭的にムダがありません。
たとえば、再塗装を伴うようなボンネットの深い傷は、業者に依頼すると2万~4万円程度の費用がかかることがあります。
一方、同じ傷による査定の減額幅が1万~2万円程度であれば、修理したことで見た目はきれいになっても、結果的には数万円の損をすることになります。
修理した費用がそのまま査定に上乗せされるわけではないため、こうしたケースでは修理せずに出す方が合理的です。
あくまで大切なのは、「査定額がどれだけ下がるか」ではなく、「修理してまで売るべきかどうか」です。
自己補修キットとプロ補修の違い
傷の修理を検討する際に、費用を抑えようと自分で直すか、業者に依頼するかで迷う方も少なくありません。
結論から言えば、目立たない軽微な傷であれば自己補修でも一定の効果がありますが、仕上がりや査定評価まで考えると、プロ補修との違いは明確です。
市販のタッチアップペンやコンパウンドは、塗装面の浅い擦り傷や軽いこすれに対しては有効で、見た目を多少整えることができます。
ただし、補修跡がはっきり残るケースも多く、査定員によっては「素人による補修」として逆に評価を下げられる場合もあります。
特に塗装の色が合っていなかったり、塗りムラが目立ったりすると、再塗装前提と判断されてしまう可能性が高まります。
一方、プロによる補修は、再塗装や板金といった専門的な作業が含まれるため、見た目はほぼ完璧に近い状態に仕上がります。
ただし、費用が1万円以上かかることも多く、軽微な傷であれば、補修しても査定額が上がるとは限りません。



仕上がりは確かでも、修理費に見合った査定アップが見込めないことがある点には注意が必要です。
修理歴が査定に与える影響と注意点
車を売却する際、修理歴があるかどうかは査定額に大きく影響します。
ここで注意すべきなのは、「傷の修理」と「修復歴(=事故や骨格へのダメージを修復した記録)」は明確に区別されているということです。
ボディの軽い補修程度であれば査定額への影響は限定的ですが、フレーム交換などが伴う修理歴になると、査定では大幅な減額対象となるという点です。




| ボンネットタイプ | |
|---|---|
| 1.フレーム(サイドメンバー) 2. クロスメンバー 3.インサイドパネル 4.ピラー 5.ダッシュパネル 6. ルーフパネル 7.フロア 8.トランクフロア | 1から8の骨格部位に損傷があるもの又は修復されているものは修復歴となります。但し、ネジ止め部位(部分)は骨格にはなりません。 |
また、修理歴がある場合、その内容によっては評価が分かれることもあります。
たとえば、ドアのへこみを板金塗装で直しただけであれば、それが修理歴として強くマイナスに働くことは少なく、業者によってはほとんど気にされないケースもあります。
ただし、事故や衝突による損傷で、フレームや足回りにまで影響が及んでいた場合は、再販時の安全性や価値に直結するため、どの業者でも厳しい評価を下します。



大切なのは、修理歴があることを隠そうとしないことです。隠していても査定員は見抜くことが多く、発覚した場合は信用が下がるうえ、大きく減額されるリスクもあります。
査定額を下げないための簡単な対策


車を査定に出す際、傷そのものを完全になくすことは難しくても、ちょっとした準備や心がけ次第で査定額の印象を大きく変えることができます。
査定額を下げないための簡単な対策
ここでは、査定額を下げないためにチェックしておきたい点や、当日までにできる簡単な対策方法について、実体験を交えながら整理していきます。
1. 査定前の洗車・クリーニングで印象を良くする
査定を受ける前に最低限の洗車と車内清掃をしておくだけで、査定員に与える印象は大きく変わります。
査定はあくまで機械的なチェックだけでなく「その車がどれだけ丁寧に扱われてきたか」という使用状況も加味されるため、きちんと手入れされている車は、同じ状態でも高く評価されやすくなります。
特に、外装に汚れが残っていると細かい傷や塗装状態の確認が難しくなり、査定員が「全体的に状態が悪い」と判断しやすくなってしまいます。
逆に、洗車で見た目を整えておくことで、不要なマイナス評価を避けられるだけでなく、傷の場所や程度がはっきりし、正確な査定につながりやすくなります。



なお、洗車は水洗いだけでも十分効果があります。ワックスなどをかける必要はありませんが、ホコリや泥汚れを落としておくことで、ボディの傷が隠れず正確に見てもらえる環境が整います。
車内もフロアマットのごみやホコリを取り除くだけでも、清潔感が大きく変わります。
2. 傷の説明を事前に伝える方法


査定の場面では、傷のある箇所をあらかじめ把握し、正直に伝えることが大切です。
隠そうとしたり、事前に黙っていたりすると、査定員の信頼を損ない、結果的に減額につながることがあります。
一方で、傷の場所や状態を事前に整理して伝えることで、スムーズかつ正確な査定を受けられる可能性が高まります。
出張査定を依頼する場合には、査定前にスマホなどで傷の写真を撮影しておくと便利です。
実際に編集部でGLCの査定を申し込んだ際、バンパー下の擦り傷があることをあらかじめ伝えたうえで、写真を用意しておいたところ、当日の確認もスムーズに進み、無用な減額を避けることができました。
とくに、光の加減や角度によって見えづらい浅い線傷などは、事前の写真で状態を見せることで、「軽微なもの」と査定員が判断しやすくなります。
また、あえて正直に申告することで、「誠実な売却者」という印象を与えることにもつながり、対応が丁寧になるケースも少なくありません。
3. 車一括査定の活用


車の査定額は、業者によって大きく異なることがあります。



特に傷がある車の場合、その評価の仕方に差が出やすく、1社だけの査定ではその車本来の価値が正しく反映されないことが多いのが現実です。
こうしたリスクを避けるには、複数の業者に査定してもらうことが欠かせません。
業者によっては、軽い擦り傷なら「問題なし」とする一方で、別の業者では再塗装前提として減額対象にされることもあります。
編集部でN-BOXを売却した際も、バンパーの傷をまったく気にしない業者がいれば、同じ箇所で1万円以上減額を提示する業者もありました。


そうした比較を効率的に行えるのが、車一括査定の活用です。
一度の申し込みで複数業者に査定依頼ができ、業者間で価格競争が生まれることで、傷のある車でも高く売れる可能性が高まります。
とくに、査定額に差が出やすい「細かい傷」や「へこみ」がある場合には、見積もりの幅を確認する意味でも有効です。
また、地域によって在庫状況や需要も異なるため、ある業者では「今ほしい車種」として高く買ってくれることもあります。
こうした事情は査定を受けないとわからないため、比較せずに決めてしまうのは大きな損失につながります。
実際に編集部では、いつも同じ車一括査定サービスを使っています。それが「カーセンサー」です。
提携業者の数と質、対応エリア、使いやすさのすべてが揃っており、結論として、これ1つで十分です。


カーセンサーは、ネクステージやカーセブンをはじめ、ガリバー、アップル、オートバックスなど全国700社以上の買取業者と提携。
一度の申し込みで、複数社から自宅で出張査定を受けられる仕組みです。


この仕組みを活用すれば、買取業者同士が自然とライバル意識を持ち、足元を見た査定になりにくいのが大きなメリット。
実際に編集部もこの方法で売却し、ディーラー下取りよりも約96万円高い査定額がつきました。


実際に一括査定を使った方245人への調査でも、「カーセンサーを使った人が最多」という結果が出ています。
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体感としても、カーセンサーは業者数・対応エリア・実績ともにバランスがよく、最も再現性の高い車一括査定サービスだと感じています。
- 一度の申し込みで複数業者に査定依頼できる
- 出張査定に対応、自宅で完結
- 大手買取業者も多数参加
- 買取業者の選択が可能
- 「同時査定」がやりやすく、価格競争が起こりやすい
「少しでも高く売りたい」という方は、まずは以下のボタンからカーセンサーに申し込んでください。経験上、経験上、カーセンサーなら間違いありません。
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中古車として「傷あり」が許容される理由


中古車市場では、ある程度の傷があることを前提として査定や販売が行われています。
新車とは異なり、中古車は過去の使用歴があるものとして評価されるため、小さな擦り傷や多少の塗装の劣化は「許容範囲」とされることが多いのが実情です。
「傷あり」が許容される理由
ここでは、なぜ「傷あり」でも売れるのか、その背景にある市場の仕組みや業者の判断基準、そしてどんな状態でも買取が期待できる理由について、わかりやすく解説していきます。
傷のある車でも売却できる仕組み
中古車市場では、すべての車が「無傷」である必要はありません。
むしろ一定の傷があることを前提に売買されるため、軽度な傷やへこみがあっても、そのまま買い取られる仕組みが整っています。
その背景には、買取業者が車を買い取ったあとに行う「再販戦略」があります。
傷のある車は、専門業者が補修やクリーニングを施し、状態を整えてから中古車として再販売するケースが一般的です。
再販前提のため、傷があっても「直せるもの」として見なされることが多く、修理費用を加味したうえで査定額が提示されます。



また、一部の業者は補修なしでも売れる販路(業者オークション、海外輸出など)を持っており、多少の傷があっても評価を落とさないスタンスで買取を行っています。
こうした業者に出会えれば、状態に不安のある車でも納得の価格で売却できる可能性があります。
編集部でも、実際に96万円UPの売却に成功。そのときの体験談はこちらをご覧ください。
日本国内だけでなく海外での需要が残る
中古車の買取においては、日本国内だけでなく、海外市場での需要も査定額に影響を与える大きな要素のひとつです。
とくに日本車は品質や耐久性に定評があり、多少の傷や使用感があっても「問題なく走る車」として高い評価を受けることが多くなっています。
実際、東南アジア・中東・アフリカ地域などでは、日本の中古車が人気です。
国内ではマイナス査定となるようなボディの傷や内装の汚れも、現地では「使用に支障がないレベル」として受け入れられることが多く、再販価値がしっかり残るため、業者によっては国内基準よりも高値で買い取ってくれることがあります。


パーツ取りや廃車買取で価値を見出すケース
ボディに傷やへこみが多く、走行距離も多いような車でも、「売れない」と決めつける必要はありません。
なぜなら、見た目や状態が悪くても、パーツ単体や素材としての価値を評価して買い取る業者が存在するからです。
たとえば、エンジンやミッション、ナビ、ホイールなど、車に搭載された部品の多くは、一定の需要があります。
とくに同型車種に乗る人にとって、純正パーツは中古でも価値が高く、業者側もパーツ取りを前提とした買取を行っているケースがあります。



また、走行不能に近い状態や車検切れの車でも、廃車買取専門業者であれば鉄資源やリサイクル可能な素材として価格をつけてくれるため、「処分費用がかかる」と思い込む前に一度相談してみる価値があります。
車一括査定サービスを利用すると、こうした業者が含まれることもあるため、幅広く見積もりを取っておくと安心です。
傷や年式だけで価値が決まるわけではないため、一見価値がなさそうな車でも、部品や資源の視点からしっかり評価してくれる業者に出会えれば、納得のいく売却が十分可能です。


まとめ|車の傷査定で損を避けるために押さえるべきポイント
中古車の査定では、傷の有無だけでなく、その位置や深さによって減額の幅が大きく異なります。
また、すべての傷がマイナス査定につながるわけではなく、事前の準備や比較次第で評価を高めることも十分可能です。
- 浅い線傷や軽い擦り傷は査定にほとんど影響しない
- 目立つ位置の塗装剥がれやへこみは、数万円単位の減額になる
- バンパー下やホイールの軽微な傷は減額されにくい
- JAAI基準では、傷のサイズと部位によって評価点が変わる
- 同じ傷でも業者によって評価が異なるため、比較は必須
傷の大きさと減額幅の目安は次のとおりです。
| 傷のサイズ | 減額の目安 |
|---|---|
| 1cm未満 | 影響なし |
| 1cm以上カードサイズ未満(1cm~9cm未満) | -1万円 |
| カードサイズ以上A4サイズ未満(9cm~30cm未満) | -1.5万円 ~ 4万円 |
| A4サイズ以上(30cm以上) | -2万円 ~ 8万円 |
| パネル面積の1/2以上 | -6.5万円~18万円 |
傷のある車をできるだけ高く売るには、以下の流れで対応するのが効果的です。
車を丁寧に扱ってきた印象が伝わり、不要なマイナス評価を防げる。
写真を撮っておくことで、当日の査定がスムーズになり信頼性も高まる。
業者ごとの評価差を確認しながら、最も条件の良い相手を選べる。
中古車市場では「傷あり」が前提とされており、軽度であれば価格に大きな影響を与えません。
むやみに修理するより、状態を正確に把握し、複数の業者で比較することが損しない売却への近道です。



とくに車一括査定の活用は、再販ルートの多い業者に出会えるチャンスを広げてくれます。
判断を急がず、まずは自分の車がどう評価されるのかを確かめてみてください。

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