- 楽天Car車買取の仕組みを知りたい
- 楽天Car車買取の特徴
- 楽天Car車買取の口コミ
- ユーカーパックや他のサービスと比較
車を売る時様々な方法がありますが、車買取オークションという売り方をご存じでしょうか。これからご紹介する『楽天Car車買取』もその一つです。
この記事では楽天Car車買取の仕組みをはじめ、メリットやデメリット、実際の口コミ評判を紹介します。
楽天Car車買取とは?どんな仕組み?
楽天Car車買取という名を聞いたことがなくても、「カープライス」なら知っているという方もいるかもしれません。
楽天Car車買取の中古車買い取りオークションサービスは「カープライス株式会社」が運営していましたが、楽天の買収によって2020年2月に「楽天カー株式会社」に社名が変更しました。
そのため基本的なサービス内容はカープライスと変わりありません。今からその仕組みを見ていきましょう。
複数の買取業者があなたの車をオークションで入札
楽天Car車買取ではお持ちの車を出品すると、全国各地の中古車販売業者がネット上でオークションに参加して入札。
ユーザーの希望条件に合った結果となれば、買取契約成立となります。
詳しい流れについては後述しますが、このオークションに参加している中古車販売店は厳選された2,000社以上。
楽天Car車買取で売れない場合はあるのか?
これだけ数多くの業者が参加していることもあって「出品したのに入札がない!」というケースはかなり珍しいとのこと。
もちろん、入札があることと納得の値がついて売却することとは別物。
オークションでは競り合いになって買取値がどんどん上がっていくので、最高額をつけてくれた業者がはっきりしています。ほかの売却方法の場合、「本当にこの買取店で売るのが一番高いのか?」と気になってしまいます。
いわゆる買取相場ですが、楽天Car車買取であればオークションを通して複数の業者がどれくらいの値をつけるのかがリアルに把握でき、最も高値をつけた店も一目瞭然です。
楽天Car車買取の使い方
最初に楽天Car車買取の仕組みについて解説しました。
【利用方法①】申し込み
楽天Car車買取を使うためには、まずは公式サイトに移動します。
車の情報や氏名住所、電話番号やメールアドレスを入力します。数分程度で入力は完了するため手間はかかりません。
【利用方法②】楽天Car車買取の担当者と査定日時を決める
ネットで申し込みできる車買取サービスについて調べたことのある方なら、査定の事情について気になるかもしれません。というのも、買取サービスによってはWEB上で査定が済むものもあるからです。
一般的には買取業者が実地で査定しに来る「出張査定」が多いのですが、どのような方法でもそれぞれメリット・デメリットがあります。しかし、高額売却を狙いたい方は、WEB上ではなく直接査定してもらうことをおすすめします。
楽天Car車買取は、楽天カーのオークションアドバイザーが直接査定してくれます。
実地の査定のため、申し込み後に電話で査定日時を決めることになります。
査定時間は明るい時間がおすすめ
公式ページでは、査定を行うのは午前9時から午後5時くらいの明るい時間帯、さらには明るい場所がおすすめされています。
なぜなら査定の際に車両の写真を撮影されるからです。その画像がオークションでの車両情報のひとつとしてアップされます。
確かにオークションに参加している業者が車両について知るために写真はかなり重要な材料です。なので忙しい方もなるべく夜間は避けることがいいでしょう。
地下駐車場など暗い場所なども同様です。そういった条件で写真を撮ると、入札が弱くなる傾向があるそうです。
【利用方法③】楽天Car車買取のオークションアドバイザーによる査定
電話のやり取りで調整した査定日時に楽天カーのオークションアドバイザーが車両状態を査定します。
査定・検査自体はそのスタッフが行うのでこちらは特別やることはありませんが、「検査開始」と「検査終了」の際にやらなければならない手続きがあるので、その際は立ち合いがいります。
査定時間は1時間ほどかかるとのことです。
査定前
何の準備もなく当日いきなり査定をしても問題ないですが、スムーズさを求めるなら「付属品」や「オプション」の準備をしておくといいでしょう。
公式ページによれば、「新車受け渡し時の付属品や後付けのオプション品は、プラス査定になります。」とのことです。スペアキーなども評価に含まれます。
そのためプラス査定になりそうなものは前もって出しておくといいでしょう。
査定直前の手続き
先に査定前と終了時に立ち合いがいると言いましたが、査定を始める前に車両状態についての申告を行います。
例えば修理箇所や不具合箇所などについてです。
オークション落札後、契約する買取業者とトラブルになることも考えられます。
修復歴や修理の申告に食い違いがあれば、納車後に調査が行われます。その結果、キャンセルや減額になってしまいます。
ちなみにオークション後、事故で車両にキズができてしまった場合などにも金額の変更やキャンセルといった対応をされる可能性もあります。
万が一のアクシデントが起きた場合にはできる限り早く楽天Car車買取に連絡しましょう。
査定
ヒアリングや査定、写真撮影などで検査全体で1時間ほど要します。
ここまでずっと査定と表現してきましたが、実際に値を付けるのはオークション参加の業者ですから正しくは検査といった方がいいでしょう。
ただ、楽天カーのオークションアドバイザーがその車両の価値をまったく査定しないわけではありません。それが次の理由です。
最低希望落札価格の設定
オークションで出品する時には最低希望価格(ウリキリ価格)というものを決めます。この最低希望落札価格を超える入札があれば売却になります。
もし入札があってもその価格を超えなかった場合、その値で納得できれば売却できますし、納得いかなければ無料でキャンセルできる仕組みです。
そのため車両の価値に見合わない設定をすれば、入札をする人が少なくなりますし、あまりに低い値で設定すれば出品者は安い値で買われる結果になってしまいます。
ですので、査定後にオークションアドバイザーが検査内容を踏まえて最低希望価格の金額設定のアドバイスをしてくれます。
ただ、オークションに不慣れな利用者の方が多いと思いますので、オークションに精通しているアドバイザーの意見を参考することで、より高値でより確実に買取できるでしょう。
オークションに向けての手続き
査定後、最低希望落札価格の設定とともに「車の引き上げ候補日時」を決めます。
車の引き取りはもちろん、どこかの買取業者が落札して売買契約が成立したのちですが、事前に設定しておきます。
車両引き渡し日は検査日から1ヵ月以内、希望日を3日指定します。
【利用方法④】オークション開催日の連絡
検査が終わると、後日、楽天Car車買取からオークション開催日の連絡をメールで届けられます。このほかには特別、必要な手続きはありません。
オークション開催日は車両検査日の翌日以降となっているので、査定・検査の当日にそのままオークションというわけにはいきません。
オークションは毎週火曜日の午後に1台あたり1分にて開催していると公式ページに記載されています。
週に1回のオークション開催なので最短のオークション日を案内してくれます。その時刻については開催日の前日までに日時確定のお知らせメールで連絡が入ります。
それ以上経つと車両状態も変わってきますし、車の価値が落ちて買取相場も下落してしまいます。
楽天Car車買取では2週間以内の売却をすすめています。
検査後のキャンセルについて
検査を終えてオークション開催までの期間に、「楽天Car車買取の他に良い売却方法を見つけたからキャンセルしたい」といった事態になってしまった場合、どうなるのでしょうか。
結論から言うと、検査終了後のキャンセルはできません。
すでに費用をかけて出張検査まで行っているので、オークション開催は絶対となります。なので、キャンセルしたい時には検査日の前日までに伝えましょう。
【利用方法⑤】ライブオークション
楽天Car車買取では、リアルタイムでオークションの動きを追っていくことができます。スマホやタブレットでも見れます。
身近に利用される出品者入札者ともに一般の利用者によるオークションアプリなどと違って業者が競り合うものですから、その様子は迫力があって楽しさがあります。
動画を参考にしてもらえれば分かりやすいのですが、オークションの時間は約1分。
オートオークションと呼ばれる中古車業者同士でのオークションでは、数台から十台前後の車のセリが同時に進行され、1台あたり約20秒前後で成約されるという超スピーディです。
それを考えると、1分というタイムリミットは長いといえます。楽天Car車買取ではオークションアドバイザーによる検査によって車両情報がボリュームのあるものとなっています。
中古車販売店が車の情報を吟味できる時間を多くとれるように1分という長さが設けられています。業者はこれによって積極的に入札することが可能となるので、落札額アップになる可能性もぐんと高まります。
出品者の車両に対するニーズの高い業者がオークション参加
楽天Car車買取と提携している中古車販売店はあらかじめ欲しい車種や車両を登録しています。
その車両の出品があると通知され、すぐにオークションへ参加できるような仕組みになっています。
これは大きな利点で、ふつう買取業者に査定をしてもらう場合、その店のニーズまでは分かりません。
ニーズが高ければ高値をつけてもらいやすいですし、同じ車種の在庫がたくさんあるなどニーズが低ければ査定も消極的になります。
楽天Car車買取ではニーズの高い業者がオークションに参加するので、買取値がアップしやすいです。
【利用方法⑥】オークション終了後の手続き
オークションが終わると、楽天Car車買取の方から結果の連絡が入ります。
入札結果によって利用者は次のような手続きに進みます。
- 最低希望落札価格を超えた場合⇒成約決定⇒契約手続きへ
- 最低希望落札価格に達しなかった場合⇒売却選択⇒契約手続きへ
- 最低希望落札価格に達しなかった場合⇒売却しない⇒オークション終了
この3パターンのどれかになります。
例えば①のように最低希望落札価格を超えたのに、やっぱりキャンセルということはできません。①と②で売却が決まった場合はまずはネットでの契約手続きに進みます。
【利用方法⑦】車引き取りの準備
ひとつ前のステップで説明した通り、オークションが終わって成約が決まると電子申込書の契約手続きへと進みます。
それが済んだあと3日以内に、車を引き取りに来る陸送業者か楽天Car車買取がいつ取りに来るかの日程調整のための連絡を入れます。
車を渡す前に車のなかの所有物などを整理し、なるべくきれいに掃除しておきましょう。
【利用方法⑧】必要書類の準備
売却手続きの書類が郵送されてくるので、同封の返信用封筒に必要書類を入れて返送する流れになります。
必要書類は、一般的な中古車買取で用意するものと同じです。利用者側で準備するものと楽天Car車買取側で用意するものがありますが、どちらも挙げておきます。
まずは普通自動車のケースを見ておきましょう。
普通自動車の必要書類
普通自動車 売却時の必要書類一覧 | |
---|---|
書類 | 備考 |
実印 | |
印鑑証明書 | 発行後1ヶ月以内のもの×2通 |
自動車検査証 (車検証) | 現住所、氏名の確認が必要 |
自賠責保険証明書 | |
自動車納税証明書 | 有効期限の確認 |
振込口座情報 | |
リサイクル券 | |
各買取店で作成する書類 (※準備必要なし) | |
書類 | 備考 |
譲渡証明書 | 必要箇所の記入と実印 |
委任状 | 必要箇所の記入と実印 |
自動車税還付委任状 | 必要箇所の記入と実印 |
これらの書類のうち、車内や自宅で保管しているものもあれば、印鑑証明書のように市役所で発行しなければいけないものもあります。
印鑑証明書については次の都道府県での登録車両は1通のみで対応可能となっています。
青森県、宮城県、山形県、福島県、東京都、富山県、石川県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、京都府、 大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、福岡県、 佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県
注意が必要なのは、ケースによっては上記の必要書類とは異なる場合があるということです。
「自動車検査証」と「印鑑登録証明書」の住所が違う場合には追加書類が必要になります。このうち状況によってさらに何を用意しなければいけないか変わるので、しっかりチェックしましょう。
また、「自動車検査証の所有者欄」にローン会社等の名称が記載されている場合、ドライバーである「使用者欄」の住所と一致する書類を用意しないといけません。
そのほか、結婚などで姓が変わっている場合には「戸籍謄本」がいりますし、車両の名義が法人様の場合には「登記簿謄本」または「履歴事項全部証明書」がいります。
軽自動車の必要書類
軽自動車 売却時の必要書類一覧 | |||
---|---|---|---|
書類 | 備考 | ||
認印 | |||
自動車検査証 (車検証) | 現住所、氏名の確認が必要 | ||
自賠責保険証明書 | |||
軽自動車納税証明書 | 有効期限の確認 | ||
振込口座情報 | |||
リサイクル券 | |||
各買取店で作成する書類 (※準備必要なし) | |||
書類 | 備考 | ||
取扱説明書 / 整備手帳 | |||
自動車検査証記入申請書 | |||
申請依頼書 | 必要箇所の記入と認印 |
普通車では必要な印鑑証明書などはいりません。
ハンコについても実印ではなく、普段使っている認印を用意するだけでいいです。
【利用方法⑨】車の引き渡し後、銀行振り込みで支払い
楽天Car車買取では買取金の受け取り方法は銀行振り込みのみになっています。
いつ支払われるのかといえば、車と必要書類を引き渡したのち、7営業日以内です。
成約手数料について
楽天Car車買取では落札が決まると、オークション最終価格から成約手数料として22,000円(税込)がかかります。その分を差し引いた金額が振り込まれます。
そのため、最低希望落札価格を設定する際には、車両価格のほか、成約手数料、自動車税未経過分相当額やリサイクル預託金を含んだ金額を想定して設定します。
ローン残債が残っている場合について
ローンの支払いがまだ残っている場合、楽天Car車買取が代行で手続きしてくれます。
ローン残債が買取額よりも小さければ、まず楽天Car車買取から残債を支払い、残りの金額が出品者に渡されます。
ローン残債が買取額よりも大きければ、その差額分を出品者が楽天Car車買取の指定口座に振り込んだあと、楽天Car車買取が残債をまとめてローン会社に支払う流れになります。
車検証上の所有者がローン会社やディーラ店などの場合の手続き
ローンの残債がまだ残っている場合には先述の流れで楽天Car車買取が手続きを代行してくれます。
ローンが完済済みの場合には、出品者自身で所有権の解除をする必要があります。ローン会社やディーラー店等に連絡を入れて手続きしましょう。
こんな車は出品できない可能性あり
「どんな車でも売ることができるのか?」と疑問を抱く方もいるでしょう。
公式サイトをチェックしてみると以下の車は出品できない可能性があると記載されています。
また、「不動車、改造の程度が著しい自動車等、出品することが不適当であると当社が判断する自動車は出品することができません。」とのこと。
故障している車についても、故障の状態によって出品できたりできなかったりするので、一度問い合わせてみるのがいいでしょう。
楽天Car車買取のコレが特徴
ここまでの解説も含めて、楽天Car車買取のメリットやデメリットを見ていきましょう。
【楽天Car車買取のメリット①】電話も検査(査定)も一社のみ
いろんな業者に査定してもらいたいけれど他のオークションサービスや一括査定サービスを使うと、複数の業者とやり取りしないといけないからめんどくさいと感じている方もいるでしょう。
特に一括査定サービスでは査定依頼した複数業者が他社よりも先に査定したいという理由から、申込み後にいっせいに電話をすることがあるという話は有名です。
これについては、一括査定サイトによっては営業電話を回避する方法もありますし、過度な電話対応を禁止しているサイトもありますから、選ぶサイトによっても異なります。
正直に言えば、とことん高額売却を狙いたいという方は多少面倒があっても、一括査定サービスを試してみるのがおすすめです。
ただ、一括査定サービスの場合、それぞれの業者が個別に査定するのが一般的です。
これに対して、楽天Car車買取の場合には、手続きのやり取りから検査(査定)に至るまですべて楽天Car車買取に一本化されています。
【楽天Car車買取のメリット②】幅広いニーズによって高額買取の実現も
一般的に中古車買取業者にしても中古車販売店にしても、自分たちの儲けを見込んで積極的に買い取ろうとする車の第一条件となるのは人気な車種や新しい年式の車両です。
その理由は売れる可能性が高いからです。
ニーズが高そうな車両なら、どこへ持って行っても高値をつけてくれる可能性が高いので、車一括査定サービスなどで複数の業者に査定してもらい、最高額をつけてくれた業者がベストな店だと判断するといいでしょう。
ところが人気の薄い車種だったり、年式が古めの車両だったりとニーズの低い車の場合、中古車買取業者は慎重な態度をとってしまいます。
また、近所にある買取も行っている販売店に持って行ったとしても、その業者のニーズがマッチしていなければやはり消極的な買取になってしまいます。
こういう事情から、全国2,000社以上の中古車販売店が参加している楽天Car車買取であれば、ニーズの低そうな車でも高額買取の実現がしやすいです。
理由は店によって「今、こんな車が欲しかった」というニーズがそれぞれ異なるため、売買取引のマッチング率が高くなりやすいからです。
【楽天Car車買取のメリット③】キャンペーンで楽天ポイントがもらえる
楽天Car車買取で車を売ると、楽天ポイント1000ポイントがもらえます。
キャンペーン対象者は以下の条件を満たしている方となります。
- 楽天Car車買取で申し込み
- 楽天Car車買取で車を売却
- 楽天IDでログインした状態で検査依頼された方のみ
- 1件の成約の売買金額が100,000円(税込)以上
1~3までは楽天Car車買取をふつうに利用する流れで条件が満たされますが、4のように売却金額が十万円(税込)以上という条件があります。
オークションの結果次第でキャンペーンに申し込めるかどうかが変わってきますので、このキャンペーンはそもそも申し込みが不要です。オークションで落札されて買取金が振り込まれたのち、その翌月20日ごろにポイントが進呈されるという流れです。
中古車購入時に10,000円OFFも
オークションで成約し、その後、楽天Car株式会社の運営する中古車販売店である「楽天Car直販店」で中古車を購入すれば、購入の際に一万円OFFになります。
【楽天Car車買取のデメリット①】オークションの結果次第
オークションという仕組み上、オークションの入札結果が出るまでは買取金額が分かりません。そしてその結果に大きな影響を与えるものが、最低希望落札価格の設定です。
最低希望落札価格を超えると必ず売らなければならないので、落札結果が出た時に考えが変わって「あともうちょっとだけ高く買い取ってくれる業者がいないか探したい」という気持になってもキャンセルはできません。
また、最低希望落札価格を下回った場合、そのまま売却することもオークションを終了させることもできますが、オークションを見たことでなんとなく売却してしまったというケースも出てくるかもしれません。
いずれにせよ、納得できるかどうかはオークションの結果次第ですが、利用する前に他の売却方法を使う気はないといった考えをしっかり持っておかないと満足した売却にならない可能性が高いです。
【楽天Car車買取のデメリット②】申し込みから売却金の支払いまで時間がかかる
流れとしては、
- 楽天Car車買取に申込み
- 検査の日時を決定
- 検査
- 毎週火曜日のオークションに出品。
- 車の引き渡し日時の調整
- 必要書類と車の受け渡し
- 7営業日以内に銀行振り込み
こういう流れで利用することになるので、一般的な買取方法よりも時間がかかってしまいます。
実際はどうなの?楽天Car車買取の利用者の口コミ&評判
楽天Car車買取の口コミを調査してみたところ、その前身である「カープライス」についての評判がツイッターで見つかったのでまずはそれから挙げておきます。
新車の納車日が決まったので今の車を買取査定に出しました。
・下取り 65万
・ディーラー 90万
・買取A 94.5万
・買取B 96万
・オークション 98.4万車の売却は初めての経験ですが、各社の営業手法が分かって有意義でした。最終的には楽天カーオークションで手数料後で最高値での成約となりました?? pic.twitter.com/t5gkvp87VF
? 幕張ーマン (@MAKUHARI_BASE) November 17, 2020
カープライスも楽天Car車買取と同じ仕組みのサービスなので、そのまま参考にしても問題ありません。
この口コミでは、一般的な買取業者や下取りでも査定してみて、楽天Car車買取の方が対応がよかったり高値で売れたりと好評しています。
次に口コミサイトである『みん評』で評判を見てみましょう。
交渉しなくていいのがよかった
希望売却価格を超えなければキャンセルは無料ということでお願いしました。申し込みをしてからは特に交渉することもなくテキパキと進んで、結果的には希望以上の価格で売却できました。想像以上に手間もかからず、本当に楽で助かりました。あらかじめ相場などを自分で調べておいて、希望売却価格を考えておくといいと思います。
こんなもんか
査定担当者の仕事ぶりがよく、1時間ほどかかると思っていたが、査定が終わるまでは意外と早かった。担当者は、私の持ち込んだ車をひととおり確認し、車種や年式、色などが記載された「相場表」を見せてくれた。数日後オークション入札がはじまり、「まあこんなもんかな」というところの価格に落ち着いた。
担当者がよかった
実際に査定してもらい、入札価格を見るとかなり高額だったので驚きました。買取業者の担当者の方も大変親切で丁寧な対応をしてくれたので安心し手続きを進めることができました。
スマホで確認できる
価格についてはこちらが想定していた許容範囲での査定額となりましたので満足しています。スタッフの方も知識や経験が豊富のようで、売却までの流れについて分かりやすく丁寧な説明をして頂きました。オークション方式のため売却までとてもスムーズに進み満足しています。スマホとの連携を取り入れているのも使いやすくよかったと思います。
オークションを確認できるのが面白い
自分で売り切り価格を決められるオークション形式であることに魅力を感じて利用してみました。プロによる価格設定のアドバイスが受けられるのは助かりますし、オークションの状況をリアルタイムで確認できるのは面白みがありました。実車のチェックには時間がかかりましたが、アドバイスの正確性を高めるためのものだと考えたら納得です。落札後の手続きも簡単に済みました。手数料が一律で料金システムがわかりやすいことも、利用しようと思うきっかけになりました。
どこで売るかを考える時、やはり気になるのが他の売り方や他の業者との違いだと思います。
そこで次に、楽天Car車買取と他の売却方法を比較してみましょう。
楽天Car車買取のサイトの便利な使い方
楽天Car車買取のサイトにどのような情報が発信されているかを見てみましょう。
① 楽天Car車買取の車買取実績
サイト内で最新の買取実績をチェックできます。
希望価格とオークション最終価格の差が分かりやすく表示されています。
車両情報や装備品、ETCの有無などのセールスポイントも詳しく記載されており、画像の右にあるように車両の評価点も知ることができます。
お持ちの車とよく似た車両が見つかれば、オークション結果も参考になるでしょう。
「お客様希望価格」を超えたオークション結果だけでなく、それに満たなかった結果も開示してくれているのでオークションのリアルな状況を知ることができます。
② 楽天Car車買取の利用者の声
楽天Car車買取を利用した方の声を動画やインタビュー、アンケートで見ることができます。
先に紹介した口コミサイトの『みん評』などと併せて参考にするといいでしょう。
車一括査定よりもオークション形式の方が仕組み的に自分が利用しているところをイメージしにくいかもしれません。
現在は終了した楽天オート(楽天カーサービス)との違い
楽天オート(楽天カーサービス)という買取サービスについて知っている方は、楽天Car車買取とどう異なるのか気になっているかもしれません。
楽天オート(楽天カーサービス)の方はいわゆる、車一括査定サービスです。一度の申し込みで、複数の中古車買取店に査定依頼できるネットサービスなので、オークションではありません。
楽天オート(楽天カーサービス)による一括査定サービスは2022年1月31日(月)に終了となりました。現在はオークション制の楽天Car車買取となっています。
楽天Car車買取の相場は安い?
ユーカーパックや他サービスと比較
オークションサービスといえば、まずはじめに「ユーカーパック」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ここでは楽天Car車買取とユーカーパックを比較してみましょう。
ユーカーパック | 楽天Car車買取 | |
---|---|---|
運営会社 | UcarPAC | 楽天カー株式会社 |
提携買取業者数 | 8,000社以上 | 2,000社以上 |
入力の時間 | 約1分 | 約3分 |
利用料金 | 無料 | 成約時 22,000円 |
業者対応 | 1社のみ | 1社のみ |
対応地域 | 全国 | 全国 |
CMで広く知られているユーカーパックも、オークション形式での売却方法になります。
こちらも連絡相手がユーカーパックのみに一本化されているので、査定もユーカーパックの担当者になります。
オークションへの出品は査定した翌日から可能でスピード感があります。
ユーカーパックと楽天Car車買取の最大の違いは、
- 提携業者数
- 利用料金
この2つです。
オークション参加業者数 (2022年7月時点) | |
---|---|
カーセンサー | 5000社以上 |
ユーカーパック | 8000社以上 |
楽天Car車買取 | 2000社以上 |
ユーカーパックは8000社以上なので、お持ちの車に対するニーズが多くなりやすく、より大きな競り合いができて高値に吊り上がっていく可能性が大きいです。
また、落札後、ユーカーパックの場合には成約手数料が無料になります。
ちなみに、車一括査定サイトの『カーセンサー』にもオークションタイプのサービスがあります。
カーオークションとどちらが高くなる?
車一括査定サービスとの比較
次にオークション形式ではなく、一括査定との比較を行ってみましょう(ユーカーパックも含んでいます)。
そもそもの話ですが、車を高く売却したい場合、「下取り」ではなく「買取」を選び、「一社の買取業者」ではなく「複数の買取業者」に査定してもらうことが重要です。
車一括査定であれば、そのサイトと提携している業者は他社も査定することを知っているので、オークションのように自然と競い合う意識が強くなります。
さらにはネットオークションとは違って直接、業者と交渉することも可能。
もちろんオークション的な最低希望落札価格のようなシステムはありませんので、売る売らないも自由です。
カーセンサー | ユーカーパック | ナビクル | ズバット | Carview | |
---|---|---|---|---|---|
運営会社 | リクルート | UcarPAC | エイチーム | ウェブクルー | Carview |
提携買取業者数 | 1,000社以上 | 8,000社以上 | 100社以上 | 250社以上 | 300社以上 |
同時査定依頼数 | 30社 | – | 10社 | 10社 | 8社 |
業者選択 | 〇 | × | × | 〇 | 〇 |
入力の時間 | 約1分 | 約1分 | 約1分 | 約1分 | 約1分 |
利用料金 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
連絡 | 多い(メール可) | 1社のみ | 少ない | 多い | 多い |
対応地域 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
ここで挙げたのは有名どころの評判の良い一括査定サービスです。群を抜いて提携する買取業者数が多いのが「カーセンサー」。
この名を知らない人の方が少ないような知名度の高い車一括査定サイトです。査定依頼数も最大30社と多いです。
車一括査定といえば、営業電話がたくさんかかってきて迷惑だったという体験談をよく耳にしますが、カーセンサーならメール対応も可能です。
このような高評価な一括査定サイトでは、大手の買取(販売)業者から地域密着型の業者までいろんなタイプの買取店が参加しているので、お持ちの車を欲しがっている店とマッチしやすいです。
楽天Car車買取まとめ
楽天Car車買取についてまとめると、以下の通りです。
- 全国各地の中古車販売業者がネット上でオークションに参加
- オークションへの申し込みから買取金の支払いまですべて楽天Car車買取が一本化して対応
- 全国2,000社以上の中古車販売店が参加しているのでニーズの低そうな車でも高額買取の実現がしやすい
- オークションという仕組み上、入札結果が出るまでは買取金額が分からず、時間が少しかかってしまうのがデメリット