車査定は色の違いで変わる!リセールバリュー抜群のカラーとその理由

駐車場にとめてある車

車の査定額は車種の需要や修復歴の有無、年式や走行距離のほか、外装や内装の状態などの評価によって算出されます。

車には豊富なカラーが存在するため、色の違いも査定額を左右する要因として含まれています。

プラス査定が期待できる代表的なボディカラー
  • パールホワイトやブラック
  • シルバーやシルバーメタリック
  • 車種別のイメージカラー

愛車の売却を検討するうえで、色の影響を気にしていませんか。

この記事では車査定時のボディカラーについて解説します。

車買取でプラス査定となるポイント
(クリックすると詳細に飛びます)
項目詳細記事
事故歴&修復歴や改造がない車買取で修復歴・事故歴あり
車検が残り3ヶ月以上残っている車検切れでも車は売れる
外装・内装の傷や凹みがない車買取の傷・へこみの【減額目安】
エンジンや足回りの状態
人気ボディカラー(白・黒・シルバー)本記事
走行キロ数が標準(1年1万キロが標準)車査定に響く走行距離の目安
ABS・サンルーフ・カーナビなどの装備が充実車査定でサンルーフは査定額UP
本革シートの有無と状態本革シートは買取額UPの鉄板オプション
アルミホイールの有無純正ホイールが有利?それとも社外品?
タイヤの残り溝が1.6mm以上(スリップサイン)車査定でタイヤの影響はほぼナシ
ワンオーナーワンオーナー中古車
禁煙、子供の有無、腐食等シート汚れや破れやタバコの穴
ペットは車査定で100%悪影響
必要書類が全部揃っている中古車購入は記録簿をチェック
表はJAAI(日本自動車査定協会)を参考に作成

表内の内容をまとめた解説は『車買取でプラス査定になる【全13ポイント】査定士が見るのはココだ!』をご覧ください。

2025年 1025

車を高く売る最新情報

TIMING ベストな売り時

車を高く売るにはタイミングが重要。先月よりも買取額が大幅にダウンすることもあれば、シーズンによって値上がりすることも…。

現在の買取相場は"先月から下落気味"。高価査定が狙いやすいシーズンも過ぎ、例年通りならこの数ヶ月は少しずつ値落ちしていくでしょう。

車は日々、価値が下がっていくので早めの売却をおすすめします!

METHOD ベストな売り方

車の売り方を間違ってしまうと、買取額が10万、20万円の単位で損してしまう可能性が高いです。

「車一括査定サイト」を利用すれば、最高額をつけてくれる買取店を簡単に見つけることができます!また、愛車の平均相場がすぐにわかります。

当サイトおすすめは以下の2サイト。利用者急増中で高価買取が実現できると評判です!

カーセンサー
カーセンサー
  • とにかく高く売りたい方向け
  • 業界最大手&同時査定依頼は最多30社
  • 古い車やボロボロの車も高価買取の可能性大

最高額を目指すならカーセンサー以上のサービスは存在しません。編集部所有のプリウスを査定した結果、ディーラー下取りよりも90万円以上高い査定額がつきました。

MOTA車買取
mota車買取
  • 価格交渉が苦手な方向け
  • 高額査定の上位最大3社と交渉
  • 申し込み後に買取相場がわかる

MOTA車買取は最大20社が概算査定額を入札し、高額査定の上位最大3社のみ交渉。交渉苦手&営業電話ラッシュにうんざりされている方に適した車一括査定です。

目次

車査定は色の違いで査定額が変化

人気があるボディカラーの車は査定額アップを目指せますが、人によって好みがはっきり分かれる色の車は査定額ダウンにつながったりします。

将来的な車の買い替えや売却を見据えるのであれば、車の購入時におけるボディカラー選びは慎重に行わなくてはいけません。

車査定でプラス査定を期待できる代表的なボディカラーは以下の通りです。

プラス査定が期待できる代表的なボディカラー
  • パールホワイトやブラック
  • シルバーやシルバーメタリック
  • 車種別のイメージカラー

定番のボディカラーは車買取業者にとって売りやすい車なので、車査定で過度な査定額ダウンが発生する心配はありません。

ATTENTION
需要が限られる奇抜なボディカラーの車は車種に応じて評価が変わるため、売却先を見極めることが大切です。

【根拠】ボディカラーの減点評価基準はJAAIに基づく

車査定におけるボディカラーの評価基準はJAAIという組織の設定に基づくのが一般的です。

JAAIの中古自動車査定基準では、市場で見られるボディカラーの格差を車査定の評価に反映させる目的で、ボディカラー加減点が設定されています。

ボディカラーによる需要の格差が市場で明確な場合には車査定にてボディカラーの影響を避けられません。

ただし、ボディカラー加減点の記載においては以下のような内容になっています。

市場におけるボディカラーの格差を評価に反映させるため、乗用車系についてはボディカラー加減点を行うことができる。

引用元:JAAI

「ボディカラー加減点を行うことができる」といった表現が用いられています。

ONE POINT
「行うことができる」とあるので車買取業者がボディカラーの格差を重視しなければ車の色で査定額が左右されない可能性もあり得ます。

車が高く売れる色ランキング

人気色・カラー査定額への期待度
【1位】パールホワイト・ホワイト・ブラック
【2位】シルバー・シルバーメタリック
【3位】車種別のイメージカラー
【4位】カタログカラー(※条件あり)
【5位】原色系カラーver.1(赤・青・紫・緑)
【6位】トレンドカラー
【7位】限定カラー(特別仕様車など)
【8位】原色系カラーver.2(オレンジ・ピンク・黄色・パステル系)

リセールバリューに定評がある車の色をランキング形式で見ていきましょう。

【1位】パールホワイト・ホワイト・ブラック

画像出典:トヨタ「カラー:ホワイトパールクリスタルシャイン」

1位のなかでも特に人気が高いボディカラーはパールホワイト。ホワイトやブラックもパールホワイトに次ぐ人気色になっています。

パール塗装が施されたパールホワイトはボディカラーの中でも圧倒的な人気を誇り、単色の白であるソリッドホワイトと比較すると以下の特長も見て取れます。

  • 艶や深み、輝きがある
  • 上品な高級感がある
  • 耐久性や耐候性に優れている

手間や塗装代がかかるパールホワイトは高級車に採用されるボディカラーとして知られるものの、現在では幅広い車のボディカラーに採用されています。

パールホワイトは車査定でプラス査定を見込めるボディカラーですが、日本以外では「ソリッドホワイト」のほうが人気を集めているので注意してください。

画像出典:MAZDA「カラー:ジェットブラックマイカ」

ホワイトやブラックは万人受けする無難なボディカラーに相当するだけでなく、飽きのこない色して評価されています。

車のボディカラーにこだわりを持たない人が好む傾向もあり、ホワイトとブラックは車査定で評価が高い色に数えられています。

【2位】シルバー・シルバーメタリック

画像出典:トヨタ「カラー:プレシャスシルバー」

灰色系に分類されるシルバーやシルバーメタリックはホワイトやブラックと並んで安定した人気を維持している車のボディカラーです。

シルバーやシルバーメタリックのリセールバリューが高い理由においては以下の通りになっています。

  • 高級感があるうえに傷や汚れが目立たない
  • 標準色に近い印象を持つ落ち着いた色で悪目立ちしない
  • 日本だけでなく世界的にも人気の高さが安定している
画像出典:LEXUS「カラー:ソニックイリジウム」

シルバーやシルバーメタリックはスタンダードなボディカラーで購入希望者も多いため、車査定ではボディカラーにてプラス査定を望めるでしょう。

【3位】車種別のイメージカラー

画像出典:SUZUKI「カラー:キネティックイエロー」

自動車メーカーでは新車発表時にマーケティングのターゲットにあわせたボディカラーを車のイメージカラーに採用することがあります。

パールホワイトなどは高い人気を得ていますが、広告展開されるイメージカラーは一般的な人気色に該当しないケースも珍しくありません。

画像出典:FIAT「カラー:シチリアオレンジ(スペシャルソリッド)」

マイナス査定になりかねない色であっても、それが車種別のイメージカラーに定着した場合には車のリセールバリューは大きく高まります。

車種別のイメージカラーが人気を獲得していれば、パールホワイトなどを超えるプラス査定さえも実現できます。

愛車のイメージカラーが分からないときには自動車メーカーのホームページなどにある車のボディカラーを確認してみましょう。

【4位】カタログカラー(※条件あり)

画像出典:NISSAN「カラー:ターコイズブルー(PM)/スーパーブラック 2トーン」

カタログでメインカラーとして紹介されている車のカタログカラーは、プラス査定やリセールバリューを期待しやすいボディカラーです。

新車購入で車のボディカラー選びに悩んでいる際には将来的な車査定を見据えてカタログカラーを選択する方法も手段のひとつ。

画像出典:ダイハツ「カラー:スカイブルーメタリック」

とはいえ、カタログカラーは自動車メーカーがただ単にインパクトを優先して選んでいるかもしれないので気をつけてください。

カタログカラーに当てはまるボディカラーでも、需要と全く一致しない色なら車査定で高い評価を得ることはできません。

【5位】原色系カラー1(赤・青・紫・緑)

車

中古車市場での人気が総じて標準色よりも低く、車査定でマイナス査定になりやすいボディカラーが、以下のような原色系カラーです。

原色系カラーの車は非常に目立ちます。高齢者から敬遠されることもあって、購入希望者の数がそもそも限られています。

整備中の車

さらに赤や青など原色系カラーの色は多岐にわたりますので、購入希望者からしても自分の好みと完全に一致しなければ買い求めません。

ボディカラーが原色系カラーの車は中古車市場で売れ残りかねませんから、車買取業者のほとんどはマイナス査定で対応しています。

【6位】トレンドカラー

販売促進に力を入れる自動車メーカーは、商品開発でトレンドを欠かさず意識しています。トレンドの影響は車のボディカラーにも現れ、時代のニーズを捉えたトレンドカラーの車は販売台数が伸びる結果にもなっています。

新車発売時にトレンドカラーは注目を集めますが、車の色としていつまでもトレンドが続くわけではありません。車を売却するときにトレンドが終わっていると、時代に受け入れられず、トレンドカラーはマイナス査定の要因になってしまいます。

販売台数が伸びたトレンドカラーの車は中古車市場に出回りやすいこともあり、トレンドカラーの車はリセールバリューを期待できません。

【7位】限定カラー(特別仕様車など)

画像出典:日産自動車ニュースルーム「カラー:ミッドナイトパープルIV」

自動車における特別仕様車の中には、市場調査をかねてボディカラーを限定カラーにした車も登場しています。

限定カラーは今までにないボディカラーになりますが、奇抜な色が選ばれやすく、車査定ではマイナス査定になる場合がほとんどです。どれほど希少性を備えていても、ボディカラーの違いしかなければ、車買取で高価買取は見込めません。

車査定で評価されるのはメーカー公認の限定モデルに過ぎず、ボディカラーが限定カラーでも高く売れるわけではないので注意してください。

【8位】原色系カラー(オレンジ・ピンク・黄色・パステル系)

車

派手で目立ち過ぎるうえに、奇抜な色として世界的にも不人気な車のボディカラーが以下の原色系カラーです。

  • オレンジ
  • ピンク
  • 黄色
  • パステル系

これらの原色系カラーは極めて個性的な色であり、このような原色系カラーの車を運転していると個人を特定される要因になりかねません。

車

原色系カラーは時間経過でも飽きやすく、車のイメージとかけ離れていれば、中古車市場でどうしても敬遠されます。購入希望者が少ないために車買取業者は中古車価格を下げますし、もちろん車査定で原色系カラーはマイナス査定につながります。

自動車メーカーが原色系カラーを設定する機会は減少しているものの、車の購入時には原色系カラーのリスクを踏まえた判断が求められます。

の違いなど細かくありますが、スポーツカーは色の違いも含めると50万円近くもの違いがあります。

人気がない色でも査定額は高くできる

一般的に人気がない色の車であっても、車査定で提示される査定額は必ずしも低くなるわけではありません。車種に応じて人気のカラーは切り替わるため、奇抜な色でも車査定で問題視されないケースは豊富です。

また、色の塗り替えを検討している人もいるかもしれませんが、純正カラーから色を塗り替えればマイナス査定になります。

車の色を評価基準にしない地場の車買取業者も見られますので、人気のない色の車でもそのまま売ることを心がけましょう。

ボディカラーにかかわらず高く売るなら”車一括査定”

車一括査定のメリット

車のボディカラーや色にかかわらず、車を高く売りたい場合には、複数社に一括で車査定を依頼できる車一括査定の活用が向いています。

車一括査定は複数社の競合で査定額を高められますし、色の評価に寛容な車買取業者を見つけられる可能性もあります。

車査定を依頼できる車買取業者が少ないとメリットは得られませんから、提携している車買取業者が多い車一括査定を選ぶことが大事です。

アルファード車一括査定結果

人気がない色でも高価買取を目指せるうえに、リセールバリューを期待できる色の車ならさらに高値の売却が期待できます。

車を高く売るなら
「車一括査定」がおススメ

recommended service

車一括査定の流れ

車一括査定サービスは、たった一度きりの申し込みで複数の買取店に査定依頼できるサービスです。

最大のメリットは、こちらが何もせずとも買取店同士が競合して査定額を吊り上げてくれるところ。

例えば5社競合した場合、各買取店は他の業者以上の買取額を提示しないと売主から選ばれません。業者間が自然に競合状態になるため、あなたは特に何もしなくても査定額がどんどん高くなっていきます。

  • 確実に高価買取を実現させたい方
  • 愛車のリアルな査定相場を知りたい方
  • 時間と労力を費やしたくない方
  • 交渉が面倒な方&苦手な方

このような方に欠かせないおすすめのサービスです。

【2025年12月最新】車一括査定
おすすめ人気ランキング《3選》
車一括査定のサービスのロゴ
カーセンサー MOTA車買取 ズバット車買取
運営会社 リクルート MOTA ウェブクルー
提携業者数 1,000社以上 500社以上 200社以上
同時査定依頼数 30社 20社 10社
業者選択 ×
入力の時間 約1分 約1分 約1分
利用料 無料 無料 無料
編集部おすすめカーセンサー
カーセンサー
  1. 同時査定依頼数30社は業界No.1
  2. 競合会社が多いため高額査定率も圧倒的に高い
  3. メール&電話時間指定可能

高価買取を狙うなら間違いなくカーセンサーがおすすめです。提携業者は1,000社を超え、大手中古車買取業者はほぼ網羅。

また、同時に査定依頼できるのが30社で業界最多。他の車一括査定もありますが、高価買取を目指すならカーセンサー以上のサービスは存在しません。

編集部が太鼓判を押す一括査定サービスですよ。

カーセンサーを利用して、編集部所有のプリウスを査定してもらった結果、ディーラー下取りよりも90万円以上高い査定額がつきました。
MOTA車買取
MOTA車買取
  1. 最大3社のみと交渉
  2. 車一括査定とオークション形式のハイブリッド
  3. 査定前にWEB上で最大20社が概算査定額を入札

「MOTA車買取」は車一括査定とオークションを合わせたサービス。申し込むと翌日18時に最大20社の買取店による概算査定額がWEB上に表示されます。

そのうち高額査定の3社だけが利用者と連絡できる仕組みです。

最初のWEB査定、次の実地査定と段階を踏んで査定額アップを狙うチャンスがあります。

「査定額は知りたいけど営業電話は極力減らしたい…でも高く売りたい」という、交渉が苦手&面倒な方に最も適した車一括査定サービスです。

ズバット車買取
ズバット車買取比較
  1. 10年以上の実績と安心感
  2. 申込みと同時に買取相場がわかる
  3. 査定業者を選定できる

ズバット車買取はサービス実績が10年以上と長く、安心感があるサービス。大きな特徴は申込後スグに買取相場がわかることです。

比べられる業者も250社以上と多く、大手中古車買取業者とも提携しているため、十分なスペックをもっています。

また、運営実績が長いため、実績のある買取店との提携から高価買取にも期待できます。

車査定とボディカラーの関係まとめ

車査定とボディカラーの関係についてまとめると以下の通りです。

この記事を読めば解決できること
  • 車のボディカラーは色の違いで査定額が変動する
  • プラス査定を見込める色はパールホワイトやホワイト、ブラック、シルバーやシルバーメタリック

この記事を書いた人

「もっと価値を見つける」をテーマに自動車の買取現場に立ち会い数多くの交渉を経験。現在は自動車買取メディアの立ち上げから運営、さらに自ら車売買を行うため古物商を取得(奈良県公安委員会 第641180000388号)。WEBメディアを通じて分かりにくいことを分かりやすく解説し、リユースに関する正しい知識を提供し、適切な判断ができるように情報を発信中。

目次